安定した夏が戻った。青空、気温上がる。
コンビニへ行ったついでに秋元湖による。
湖上の白い夏雲、こんな風景を眺めると猛烈に旅に出かけたいと思う。
夏雲の消える前に、夏が終わる前に旅に出たいと思う。
安定した夏が戻った。青空、気温上がる。
コンビニへ行ったついでに秋元湖による。
湖上の白い夏雲、こんな風景を眺めると猛烈に旅に出かけたいと思う。
夏雲の消える前に、夏が終わる前に旅に出たいと思う。
小川のほとり、シレネの枯れ枝にナツアカネが止まっている。カメラを向けてもくるくる目を動かすだけで飛び立たない。
こんな赤いトンボを見ると高原の夏は、短い夏はすでに終盤、近づく秋の遠い足音がもう聞こえてくるような。
23時、外は悲しげな虫の鳴き声でいっぱい。
もう窓を閉めなければ・・・
しばらく庭にゆっくりたたずむことはできない。
窓越し、一瞥、ああジョリービー、ビンクベニー、スイートハイジ?が咲いているな。
この時期庭で咲いているゲラニウムはほとんどバックストンバラエティーの子孫かそのハイブリット。
バックストンはこぼれダネでどんどん増える。庭のあちこち移植した結果、バックストンだらけ、庭の草花の多くはゲラニウムになってしまう勢い。
ファエウム、プラテンセ、カンタブリギエンセ、ワィッキアナムの仲間に占領されてしまう勢い。
好きだから許してしまおう、ゲラニウムの庭もいいだろう。キ
庭のあちこちでホスタの薄紫色の花が咲き始めた。
それぞれが大きく成長し、面積を広げ、いまや庭の風景に欠かせぬ存在となっている。
どんなホスタかあるのか、種類は、名前は、そのほとんどが分からなくなってしまった。
2ヶ月ほど前、NHK趣味の園芸の制作協力会社のスタッフからメールが入った。
数年ほど前、このブログで紹介したホスタの写真を使用したいとの内容のメールであった。
数日後、制作会社から放映日時のメール。
その日時、テレビの前に座った。
だが、妻と私、ほんの一瞬テレビから目を離したとの時、瞬きの刹那、ホスタの写真は場面の中に登場したらしい。
確認することことができずに番組は終わってしまった。
妻と私、顔を見合わせ、笑っちゃうね・・・
晴天。
伸びきった芝を刈る。時間がない。最短時間で刈る。ところどころ刈り残しがあるが気にしない。
自走式エンジン芝刈り機を導入して10年近くになる。以前は手押し式の芝刈り機を使用していた。
よくあれで庭中の芝を刈っていたものだ。今では考えられないほど効率が悪く時間がかかった。
手早くがすべて、今日は楽しみながら芝を刈る時間がない。
それでも、作業後、さっとシャワーを浴び、くっきり美しい芝の刈り跡のついた庭をを眺めれば、努力のすべてが報われる。
自己満足、あぁいいな、すっきりするな、人生単純、これででいい・・・こんなことで満足する人生でいいと思う。
隙を縫って郡山に行く。
街は気温34℃、暑い。
帰路は国道をできるだけ避け、裏道を行く。
青田の中の、風が吹き抜ける細い道、遠く山々が青く霞む。
すべてが穏やかな、静かな夏の風景の中を磐越西線の下り電車が右から左へ音もなく走り去る。
今日も天気が落ち着かない。晴れたたと思ったら突然の雷雨、安心して窓を開け放つこともできない。
赤花に遅れて白いモナルダが咲き始めた。赤に比べ、とても弱弱しい。
この時期庭をゆっくい歩くことできない。
もう疲れてしまった。この調子で夏中盤を果たして乗り切れるだろうか・・・
赤いモナルダのように強くたくましく平然と生きなければならない。
6月からずっとヤグルマギクが咲き続けている。
いまや盛りを過ぎたかも知れない。
遠い懐かしい記憶、その頃はヤグルマソウという名前の花、10歳ぐらいか、いやもっと幼少の頃か、夢の中の風景のように不確かな・・・
一面に咲く青い美しいヤグルマギクの記憶、原風景がいまだに心の底に残っている。
だからだろうか、青い花、青い花の野草に説明不能、引き寄せられてしまう、魅せられてしまう。
一日中遠雷を聞く。
中通は激しい雨が降っているらしい。
裏磐梯は薄暗く、今にも激しい雨が降ってきそうだったがもったいぶって雷の音だけ、結局雨は降らずに終わってしまった。
一雨くればぐっと涼しくなっただろうに。
窓越しにデュセル・ド・ブラバンを見ている。今年最も美しく咲いているように見える。
欠点が見えない、遠目、ここらあたりから眺めているのがいいのだろう。
郡山市郊外、いつも通る通りにヒマワリ畑がある。
車がよく通る道なので止めてゆっくりヒマワリを見ることはできない。
今日はゆっくり見るため細い横道に車を止め、一面の花盛りのヒマワリを楽しむ。
次から次そんな車が止まり、カメラを向けている。
花が開ききると、東に顔を向けたまま動かなくなるという。
ということは一斉に顔を向けている、東はあっちだ。
知らなかった。
ようやく夏らしい強い日差しが戻った。
そんな夏の庭の川辺、一匹のサルが小川を覗き込んでいる。
何をしているのであろうか?カニでもとているのか?
家の中の人間に気づくが逃げる様子がない、落ち着いている。
最近サルをよく見かける。野生ザルが人里に近づくのは双方にとって好ましい状態ではない。
近所でサルを追い払うため放たれる爆竹の炸裂音を耳にする。
戸を開け、飛び出し、声を立てサルを追いかける。
だがサルは大して驚く様子もなく平然と森に姿を消す。
このところマーラーを夢中になって聴いている。
数日前、amazonから届いたベルティーニ、マーラー交響曲全集CD11枚。
手元にあるのはLP、ショルティの全集、SNのひどさに我慢できず、デジタル録音のCD、メータ、カラヤン、マゼール、バーンスタイン、ブーレーズ、小沢、ラトル等、CDショップにあるものをそのつどバラバラと買い求め、聴いてきた。
今までベルティーニのマーラーを聴いたことがない。ある期待を持って聴き始める。
最初に3番、演奏時間100分を超える長大な交響曲。聴き始めるやすぐにベルティーニに、ケルン放送交響楽団のすごさに圧倒され、冷静さを失い、判断力を失い、ただただ興奮の中に・・・
かってこんなマーラーを聴いたことがあっただろうか。
4番、1番、2番、5番、6番7番と熱くなったまま聴き続ける。
ベルティーニの熱病に罹ってしまった。
ちょっと冷静になろう。
残りの8~10番は熱が下がってからゆっくりと、楽しみながら、冷静に判断力が戻ったら聴こうと思う。
それにしてもベルティーニのマーラー・・・
今日も残念ながら晴朗な夏の日、というわけにはいかなかった。
雨が降らないだけよかった、庭の芝刈りもできた、今日も一日無事に過ごせたことに感謝・・・
どんよりとした風景の下、秋元湖にただ一人アングラー、悠然とキャスティングを繰り返している、彼にすばらしい感動を呼ぶfish on が訪れますように・・・・
郡山へ行った帰り道、三森峠を越える。
相変わらず曇天、気温21℃、涼しいというよりは肌寒い猪苗代湖畔。
すでに夏休み、浜辺にはテント数張り。
孫を2人連れた爺さんが年期の入ったテントを設営している。
ジージ、ジージと子供たちのはしゃぐ声が湖畔の林に響く。この気温では湖水浴はできない。
湖畔のキャンプが思い出深き夏休みの一日になるよう、明日こそ晴朗な夏の日差しがもどりますよう、と他人ながら思わず願ってしまう。