ホワイト・クリスマスイブ、時々激しく雪が舞い上がる、
久しぶり、庭をライトアップ、雪景色を見ながらクリスマスイブディナー、
古いクリスマスソングを聴きながら、妻とゆったりと語り合い、味わう、
2時間ほどの時、人生と同じ、あっというまに流れる。
私はいつもどおり薪ストーブの前の絨毯にだらしなく寝そべり、強いアルコールを啜る、
埃だらけのTHE SINGLETON OF AUDHROISK、山中湖でペンションをしていた仲間、I氏に
頂戴したもの、頓着しない私が何故覚えているのだろうか、
ご夫妻がカーティスクリークを訪れ、心ゆくまで酒を飲んだ楽しい記憶、
奥様が撮り、コメントを書き添えたポラロイド写真が楽しい記憶と共に今も残っている。
I氏はその後、運否天賦、奥様を病で失い、再婚、現在は鴨川で第二の人生を歩んでいる、
数年前の便りにバードハウスを製作、販売、しかし全然売れません、とあった。
そんな頼りない彼の生き方がたまらなく好きだ、
ゆっくり酒酌み交わそうと思うもののそんな機会が未だないまま。