久しぶりにバラにカメラを向ける。
ポツポツと夏のあいだどこかでバラが咲いていた。
だが、バランスの悪い夏のバラをゆっくり愛でる気にならなかった。
家の中からふと見たバラの美しさに驚く。庭に出てカメラを向ける。
そのバラはティーローズ、マダム・アントワーヌ・マリであった。
そしてその隣に、ああ、目を留めるのは何年ぶりであろうか、
デュッセス・ド・ブラバン・・・
あんなに夢中だったティーローズたち、今は存在さえ忘れる・・・悲しいことだ。
久しぶりにバラにカメラを向ける。
ポツポツと夏のあいだどこかでバラが咲いていた。
だが、バランスの悪い夏のバラをゆっくり愛でる気にならなかった。
家の中からふと見たバラの美しさに驚く。庭に出てカメラを向ける。
そのバラはティーローズ、マダム・アントワーヌ・マリであった。
そしてその隣に、ああ、目を留めるのは何年ぶりであろうか、
デュッセス・ド・ブラバン・・・
あんなに夢中だったティーローズたち、今は存在さえ忘れる・・・悲しいことだ。