曇天小雨、夕方秋元湖まで散歩。
秋元湖手前、集落のはずれにある古橋の架け替え作業が行われている。
ふと剥き出しになった古橋の橋桁に付けられた銘板に目が吸い寄せられる。
橋桁の中心にふくらみのある形状もとても美しい。
銘板に刻まれたCRAVEN BROTHERS、(イギリスの企業、今は存在しないらしい)
この橋梁は遥遥1896年(明治29年)イギリス、マンチェスターからやってきた。
すでに120年以上の時が経っている・・・
年代からして1888年(明治21年)磐梯山の大爆発後の復旧事業の為に架けられたものなのだろう。
到底電力事業のためとは考えられない。村役場に問合わせても詳細は全く不明、1960年東京電力より村に移譲されたらしい。
いずれにせよ希に見る鉄製の古橋、何らかの形でモニュメントを残して欲しいと願う。