生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年06月03日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
自分の生育史を嫌う人に向かい一番残酷な言葉が案外「自分の生育史を肯定しなさい」という問いかけかもしれません。何故、嫌いか、その理由を気楽にあぶりだしたあと、誠実に取り組む必要があるようです。自己嫌悪の主訴を聴くカウンセラーは段々と人生が嫌になります。それくらいその主訴を訴える人の感情を肯定的に傾聴すればするほど、なるほどなあ、と思うからです。自分がその立場ならば、もっと酷い嫌悪感、自己嫌悪に陥っただろうなあ、と何回も思いました。ついていない人生は確かにありますが最後の手段は解釈の領域に突入します。心理学は生育史を優しく包む貴重な学問です。嫌いな所を徹底的に傾聴していくと来談者は何となく膿みを吐き出し傷口が浅くなり思わぬ回復を自分から気づきだします。自然治癒力、人間の魂が人の回復をしないはずがありません。魂のエネルギーを信じて根気良く待つカウンセラーは暖かい雰囲気の中で混乱することもなく人の身体は神の神殿である事を信じて答えが出るまでカウンセリングを誠実に継続していきますが、魂の力を信じないカウンセラーには混乱が始まります。
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