生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:「真善美」:その2:幸福な日々の為の自問自答集

2015年03月20日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「自分の死」について気楽に思索出来る人はなかなかものもです。特に日本人の文化は「死」を汚れたもの、という気分が多く、かつ、縁起が悪いとして見て見ぬふりをします。この会話をする人を侮蔑したり、嫌な奴と、思うのが風潮でしょう。しかしです、相当の社会的評価を受け、新聞にもしばしば登場する人でも、その死に際というか準備は酷いもので、周囲に迷惑をかける死に方をする人も多いのです。自分の死について若い頃から思索している人の死に際は、実にさらりとしたもので、大往生はやはり平素、この宇宙、社会、歴史での「真善美」について思索している人の死に際と、そうでない人の死に際は相当違うようです。メメントモリという修行目標を、真善美、という視点から思索している人は幸せ。この真善美での思索に役立つ学問が比較文化論と比較宗教学です。特に魂とは何か、という分野での定義で、その人の幸福感が相当支配されてきます。魂は病む事も無く老いる事もない、永遠不変のもので、臨終と共に、身体から離脱していく知的生命体である、という学説は私に大きな生き抜く希望を与え続けてくれています。このジーン・ドージャというカトリツクの神学者の思想に出会っていなければ、私の人生は実に惨めなものだったと推察されます。魂とは何か、その定義は万とあるので、どれが信頼できるか、今から思索開始する人は大変です。私は10代後半から思索開始、70代に入り、やっと確信しましたが、その長い闘争の歴史を考えただけで、もう人生が疲れます。信じて見えてくる世界を研究するのが宗教学的心理学の世界ですので、科学で証明出来ると考えている人は、多分、永久に見えてこないでしょう。信じて見えてくる世界を研究しているのば比較宗教学の主流で、欧米の一流の大学ならば信用出来ます。テキスト「生き甲斐の心理学」153頁の一覧表をご覧下さい。数百ページの学問をA4で表現してありますが、大変、分かりにくいとは思いますが、この考え方が人々をオカルトではなく、学問として魂について考えさせ、かつ、心を幸福曲線に導くヒントとなるでしょう。論争はもう嫌ですが、論争したい人は欧米の一流大学の研究室で必ず論争すること、そこらの学士号を持たない変な所での論争は時間の無駄ですから、それよりも信頼出来る本を気楽に読んで、そして自分なりに納得する生き方をなさることをお勧めいたします。

<自分は何処へ旅しているのだろうか?:<583>


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「生涯の研究課題」自分の生き甲斐って何? その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。:


(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)
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