五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

体験している事

2015年01月06日 | 第2章 五感と体感
自分が今体験している事をどう解釈するか。
そして、その思いを誰にどう伝達するか。

つまり体験していることをどのくらいの現実吟味力で捉えているか?

自分が経験して、解釈して、誰かに自分の思いを伝達しようとする時、自分の何を解ってもらいたいのか?

何かが解ってほしいという気持ちがある故、こうやってフSNSで発信するわけで、意味も無く書き込んでいる人はいないはずです。
ここ一カ月、両親のサポートが必要になり、実家を頻繁に往復する生活をしていますが、彼らの普段の生活を見ているようでいて案外見えていなかったものが見えてきて、「この親にしてこの子ありだ。」と、我が事ながらつくづく感じるシーンが多々あります。

子育ても然り。
両親のサポートも然り。

自分を学ぶよい機会だ、と思っています。

自分自身に生じる不安感は、自分の生まれてから今日までの経験を元に生ずるものでもあり、それを解決する答えも生育史から導き出され、であるから故、自分の生育史は宝物であると教えられてきたことが、改めて「なるほど~」と合点がいくことを経験中です。

自分が見えているものが真実であることは、大事な真理だと思いつつ、親子の互いの自立と役割を尊重しながら、もう少し見据えてゆこうと思う正月明けです。

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丁寧に暮らす

2015年01月04日 | 第2章 五感と体感
初詣に初謡い、些細なことも含めてお初に与るものを大切にする正月を過ごしています。

大切にする、というのは、意識する、ということです。

頂くものを意識する。
使用する物を意識する。
見るもの、聴くものを意識する。

つまり、出来得る限り五感を意識することです。

言葉も然り。

自分の身体から通して発する言葉の内容も自らが自分の身体と心と魂を大事にしていれば、きっと相手にもそれが伝わっていく事でしょう。

初謡いで師匠が語った言葉が印象的でした。「子音から母音を丁寧に扱う」ことについて、じっくりと拝聴しました。

あらゆることに「丁寧」を心掛けたいものだと、今年も五感を澄ますことを愉しんでゆきたいものです。

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元日からメメントモリ

2015年01月02日 | 第2章 五感と体感
雪が降り、寒さが厳しい年明けとなりました。
明けましておめでとうございます。

おせち料理を作るのが習慣なので、晦日大晦日は、キッチンに立ちっぱなしになるのですが、今回は作る量を大幅に抑えたので、手間が減り、大晦日の昼には完了。
食の習慣や家族の集まり具合、腹具合の変化で、段々とお祝い膳の内容も変わってきました。

縁起を担いで作る料理を断ち切るには、まだ勇気が出ず、「形だけでも、」と思う事が、自分に身に付いたものであることを実感し、やっぱり自分で作った方が旨いし納得するのです。

自分と家族の環境の変化は、こんな時にしみじみ感じるものです。

最近、「時に叶うこと」をよく考えます。

その時がくれば、人は自ずからそれを受け容れる力を持っているはずであり、確かにそうであるのです。
自分に与えられた時を無理やり打破しようとしても、そうすれば必ず無理が生じます。
それよりも、時に叶った生き方をしたいものです。

自分に与えられた「時」に、耳を澄まし、見据えて、感じ取るには、平素の思索は大事かもしれません。

自分の心と魂と身体を五感で感じ取る感性は、そのためにあるのかもしれません。同時に、人に「解釈」というツールを与えた神様は、人に何を求めていらっしゃるのでしょう?という疑問を考えるに、どんなに考えても確定的な答えは見つかりません。
答えがあると答えられても、それは個人の思索から生まれたものに過ぎず、人の数だけありそうにも思います。

「往生際」と云う言葉を久しぶりに思い出し、自分の気力が尽きた時に、どんな考え方が浮かぶか、どんな感情が浮かぶか、どんな行動に出るか、さっぱり解りませんが、ある程度の理想のカタチをイメージしておきたいものだと思う元日を過ごしました。

元日からメメントモリ(死を想う)するのも私の時に叶った思索であるな、と。

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