五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

感情の言語化

2008年10月07日 | 第2章 五感と体感
最近、渋谷語?の辞書が出たとか・・・

若い子たちが使っている言葉の辞書。

彼らは、私たちが日常使っている言葉とは違う言葉で感情の言語化をしているわけです。

私たちが使っている言葉では、流れる感情の表現が叶わない、ということなのでしょう。

源氏物語を読みながら、やはり思います。
この言葉でないと、流れる感情の表現が叶わない、と。

古典も読みなれてくると、現代に使っている言葉よりも、なにか心にしっくりくるものを感じたりします。

現象には意味があります。

時代とともに変容する言葉。

これからも変化しながら、人は言葉を紡ぎ、生きてゆきます。

でも、変わらないのは、人の感情です。
表現が変わっても、人の感情は変わりません。

今の感情に相応しい言葉。
心と体と魂は、それぞれの役割を果たしながら「私」を生かしていきます。

人前で云えなくてもいいのです。
ちらりと頭によぎらせたり、ノートに書いてみたり、方法はいろいろあります。
私を表現する言葉が、今の自分にふさわしいものか、ちょっと検証してみる必要がありそうです。







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盛りだくさんの・・・

2008年10月06日 | 悔いのない人生とは?
夏のブログに書いたモーツァルト・戴冠ミサ曲、合唱参加をあきらめた話の続きです。

本日、本番を聴いてきました。

場所は「みなとみらいホール」
某学校の創立125周年記念コンサートです。

みなとみらい大ホールには、パイプオルガンが設置されています。
・・・というわけで、まずは、トッカータとフーガニ短調から始まり、

のだめカンタビレでおなじみのベートーベン交響曲第七番フルで。。。
金氏には申し訳ないのですが、どうしても玉木さんがタクト振ってるような気がして・・・

お次は、ヴァイオリン。。。バッハのシャコンヌ、、、これは、たまらなく好き

そして、お待ちかね戴冠ミサ曲

オーケストラの指揮は、金 昌国氏、、、

この方の指揮で、合唱できるなんて、やっぱり聴いているよりも歌っているほうが楽しいだろうなぁ~と恨めしさも感じ、でも、プロの声楽家の立派なリードもあり、感動のコンサートでした。
合唱に参加した知り合いの皆様も、ハレの舞台、とても清々しく美しい表情でした。

それにしても、こんな盛りだくさんのプログラム。。。
みなとみらいホールの機能をふんだんに使っちゃったお得なコンサート。。。

125周年の次は、130周年、やるんでしょうか?
次回もぜひ、派手に催してくださいませ

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開局20周年のJ-WAVE

2008年10月05日 | 第6章 螺旋状に上昇する意味
10月1日、FM放送局、J-WAVEが開局20周年を迎えました。
試験放送を含めると、20年以上となります。

その当時は、バブル真っ最中。
テレビの番組は、莫大なお金をかけながら、クダラナイものが多く、ほとんどテレビを観ていなかった記憶があります。

そんな中で、開局したJ-WAVEは、私にとって新鮮そのものでした。

特に、朝の番組を担当していらしたジョン・カビラさんは、モヤモヤしていたその頃の不安のようなものを大いに解消してくれたのです。
「こういう人がようやくメディアに出てきた」そんな思いでした。
彼は、レコード会社を退職し、ラジオの世界に入ってこられました。
私よりもちょっとお兄さん。
言うべきことは言い、褒めるべき時に恥ずかしくなるくらい褒めたたえる。
そうはいっても、人に不快感を与えない。

言葉が綺麗で、とても紳士的。

他のメディアに翻弄されず、独自で音楽を開拓し、多くのミュージシャンを紹介してきたことも評価に値します。

「多くの人が求めているもの」
・・・にもかかわらず、
それが、社会に表出されないジレンマ。
そのストレスを上手に表出させ、品よく表現することに成功したとも云えます。
日本という社会に、紳士的に挑戦した放送局だと思っています。

ヘンなことをヘンだと誰も言わぬまま時代が流れることに、ブレーキがかかったと言っても過言ではありません。

朝起きると、必ずラジオをONにします。
家にいるときは、テレビよりもJ-WAVE。

いつまでも新鮮な放送を続けていただきたいと願います。

どのナビゲーターも個性が光っています。
一本筋の通った放送局J-WAVEさん、これからもよろしく。

朝だけではありません。そうそう、過激なピストン西沢さんと秀島ふみかさんの爆笑トークも毎日楽しみ、モーリーロバートソンさんの発言も気持ち良い、くりすともこさんやレイチェルさんも。。。

J-WAVE世代と呼ばれる世代がいった何歳の人を指すのかわかりませんが、私もその中の一人です。

J-WAVE皆様の今後の活躍を期待しています。


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健康感

2008年10月03日 | 第1章 意識と知覚
30代の頃、健康診断で、「よく生きていますね~」と先生に呆れられ、それから鉄剤を飲み、そこで初めて「自分は具合が悪かったんだ」と認識しました。

良くなって初めてわかる自分の状態・・・

あれから10年。今回の半年に一度の検査。
先生に「何か飲んでますかぁ~?」
「貧血の数値、良くなってますよ。」

問診の場合、ほとんどパソコンの画面を覗きながらデーターを見、患者の顔はほとんど見ません。それでも半年に一度の3分間に私の健康がかかっているのです。

病院から家に帰る途中、「あ~、、飲んでるわ。。。セサミン」
ゴマです。ビタミンBです。

ちまたではバナナが飛ぶように売れ、みなさんダイエット?に夢中なようです。
たしかに、誰かが「これが効く!」といえば、飛び付く気持もわかります。

話題のバナナは食べていませんが、効果が表れると、ついつい口に出したくなってしまいます。

ちなみに数値が「3弱」アップ。

体感だけでなく、「数値アップ」という言葉の響きも私の身体を健康感に導いているような気がしています。
確かに今日のテニスは、いつもより軽やかだったような・・・・・・?

効果は人によって違います。
なので、私の独り言、ということで。。。

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価値

2008年10月02日 | 悔いのない人生とは?
「生きていくための生業は?」

学生の頃は、その問いにはノーコメントでした。

絵を描いて食べてはいけぬ。。。
それは百も承知でしたが、夜中まで諸々の話題で白熱し、眠い目をこすりながら、友人のアパートからそれぞれの学校に行ったり、バイトに行ったり。。。

傍から見たら、なんという生活をしてる女子学生だろう・・・と思われていたに違いありません。

そのころ、トラッドな恰好が流行っていたのに、私は、今なら全く違和感のないボヘミアンな服装をしていたような気がします。。。
はみ出していることに優越感を得ながら、どこかで大きなコンプレックスも抱えていたようにも思います。

最近、自分の掛け軸の仕事に値段を自らつけなくてはならない機会が数回ありました。
身の丈に合った自分の値段。

難しいです。

自分の経験と出来具合い。仕上がるまでの時間。
それにプライド。

金額が低すぎると、本紙(作品)の価値を下げてしまいます。

私がつけた値段が高いか、安いか、それは、注文してくださった方がきっと判断するでしょう。

知り合いのアーティストに、「絵を生業としている者がタダで仕事をしちゃいけないよ。」と言われたことがあります。

なるほど~ほんと、そのとおりです。

自分でなく他人に金額を付けてもらいたいものです。
悩む、ということは、まだまだ未熟な証拠。

手間が表出しない工芸の世界。
手間暇かけたことをイチイチ云わず、できたものをさっと出す。。。これが粋な職人なのでしょう。

私には、まだまだ、はるか遠い世界の話です。

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