五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

夏至を祀る

2014年06月21日 | 第2章 五感と体感
日本では夏至祭りよりもお盆の祭に目が行きがちですが、神道では夏至が過ぎ一年の半分の終わりの日である6月30日は「大祓い」が行われます。一年の半分の穢れを禊ぐ儀式です。
真言宗の空海も、丁度夏至直前の6月15日が誕生日という事で高野山では「宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)」が行われます。
お誕生日を祝うという意味では冬至に重ねたキリスト降誕とは相対することで、比較文化的にじわじわと興味を感じます。

空海が、四国室戸岬で明けの明星が口の中に入り、悟りを得たと云われる日は確か8月5日です。(実は私の誕生日でもあるので、このことが結構私の正中線に影響を及ぼしています。)8月7日が立秋なので、夏の最後の印であることも何か関連があるのかな、と、独りよがりの解釈をしています。

今日は夏至です。

古来の人々は地球から見る太陽の軌道を測ることで、規則性のある「時」が作ってきました。

私達が当たり前のように認識している時間の概念は、規則的に時を刻む時間があることによって得られているもので、今日や明日の概念にしてもそれが無ければ、表現することが難しいかもしれません。

お日様が一日の内で一番長く天に上っている日が過ぎると、冬至に向けて日に日に太陽が天に上っている時間が少なくなっていきます。

秋分と春分がお彼岸である風習ばかりが日本では目立ちますが、夏至を祝い、太陽に感謝することは人の営みにとってとても大事なことであるように思います。
北欧では夏至のお祭りは盛大に行われます。温帯、熱帯地方の国々では太陽の恩恵は当たり前と感じているかもしれません。
当たり前は、実はある場所にとっては当たり前ではないことを意識する良い機会であると毎年心に留めて、独り夏至祭を遂行している私ですが、今日もその祭を自分の中で盛り上げたいと思っています。

大日如来もアマテラスオオミカミもお日様キラキラ^^/です。

そのような事もあり、明日の「代官山の薬膳と生き甲斐の心理学」は、夏至がテーマです^^。

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