五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ワールドカップで比較文化

2014年06月14日 | 第2章 五感と体感
遠い国のサッカーに思いを馳せ、キャプテン翼ばかりが世界で活躍していた昔が今や懐かしいです。

ドーハの悲劇あたりからテレビでの中継環境が整い始め、南アフリカW杯あたりからは、リアルタイムに試合を楽に観戦できるようになりました。4年前のブブゼラの音で耳をふさぎながらの観戦で文化的個性を目の当たりにし、敵対する国のチームに呪詛をかけたという噂も文化を考察するには面白い現象でありました。

日本のみならず、遠い国のサッカーでは無くなってきた昨今、W杯では、国の個性を見い出す絶好の機会でもあり、試合の進め方、身体、性格的な傾向、サポーターの様子を画面で寝っ転がりながら眺められる至福を感じています。
遠い国では無くなり、各国の選手が海外のチームで活躍するようになると、その分、各国の個性が見えにくくなり、洗練されたものになればなるほど、面白さに欠けてきたようにも思いますが、それでも、試合から見い出す個性の美は、私の大きな楽しみです。

ブラジルでの社会的な問題が媒体となり諸々な現象が起きていますが、開催を迎えても計画的に環境が整わなかったことも個性の一つと見て取ることができるわけです。日を追うごとにヒートアップしないよう祈るばかりです。

ブラジルが持つ陰陽をサッカーという媒体によって窺い知ることができることは、私達にとっても他を知るよい機会なのです。

2002年のW杯を国際総合競技場(日産スタジアム)でクロアチア:ウルグアイを観た時、今まで味わう事が無かった高揚感を体験しました。
場に立つというフィールドワークは、遺跡に立つ事ばかりに役立つわけではありません。

言語だけではない多国籍コミュニケーションは、聖霊降臨的な解釈もできそうです。

一つのボールに命をかける選手に拍手を送りながら、一カ月を楽しみたいものです。ウィンブルドンもありますが^^。

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