五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

奈良豆比古神社の楠

2012年09月29日 | 第2章 五感と体感
樹齢千年はあるであろう奈良坂を上がりきったところにある奈良豆比古神社の御神木である楠は圧巻です。

人が踏み込みにくい、森の奥深くにある巨木とは違い、長い歴史を見守り続けてきた木に宿る意志のようなものが長い時を経て凝縮されたように宿り、強く逞しく、根を張り、枝を張り、生き続けているのです。

境界を見守り続ける木といえば、あの楠を想い描きます。

奈良豆比古神社の翁舞を拝見してから一年。また、この時期がやってきました。

秋風吹く奈良の都を歩く旅をしたくてうずうずしてくるのは、身体が無意識に魂の故郷への回帰を欲している証拠かもしれません。

私にしては珍しく、丸一年奈良を歩いていません。年内中は、別の場所を旅することを予定しているので、少々お預けになりそうです。
12月に入ると春日大社の御祭りがあり、神様をお迎えし、神様がお帰りになると、一気に東大寺二月堂の修二会の気分が盛り上がってきます。

暦と歳時は、私が生きていく上での大切な尺度です。

般若寺のコスモスもきっと美しく咲き誇っていることでしょう。

般若寺に行かれたら、ほんの数分足を伸ばして、奈良豆比古神社の楠に会いにいってみてくださいませ。

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