五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

昇華・防衛機制3

2009年09月19日 | 第2章 五感と体感
14の防衛機制

3昇華

私は「昇華」しやすい傾向にあります。何か事が起こると、必ず意味のある解釈をしようと自問自答します。これからの自分にとって何か深い意味があるのだ、という考え方は、幼い頃から、多様な環境と個性豊かな大人の姿を見てきたからかもしれません。

悪く言えば、諦めが早すぎる、ということも云えそうですが、起こってしまったことをくよくよ思い悩むよりも「今、自分は最低のところにいるわけだから、あとは上るのみ!」。変わらない現状の捉え方、解釈を変えてるだけで、精神衛生がまったく違ってきます。

いかに「昇華」しながら豊かな心を育んでいくか?

それには、本を読んだり、音楽を聴いたり、絵を観たり、美味しいものを食べたり、好きな匂いに触れたり。。。
五感を磨き、いろいろな考え方を持つ人たちと交流することだと思っています。

小さな囚われから解放されたいとき思いだす言葉は、寺山修司の本のタイトル「書を捨てて街に出よう」です。中原中也の「フランスに行きたしと思えどもフランスはあまりにも遠し。せめては、新しき背広を着て気ままなる旅に出でてみん。」
この詩も私にとっての昇華の原点と云えそうです。
(生き甲斐の心理学参照)
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