五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

まずは自分のことを

2009年09月16日 | 第2章 五感と体感
人のため、家族のため…

「あなたのためだから」。この言葉を聞くと、心がチクリと痛みます。

厳密にいえば「あなたのを思う私の思考と感情をあなたに伝えている」ということです。

悩みの深い家族のために何ができるか?

何ができるか?という思いが湧き上がった者が、自分自身を見つめていけばよいのだと思います。

「何をしてほしいか?」ではありません。

「私は何ができるか」です。

家族の中の一人の風向きが少しでも、ほんの少しでも変わると、何かが変わっていくのです。

いくら自分の産んだ子供長年連れ添った夫婦でも、心の奥までは覗くことはできません。

「あなたの思いは?」という問いに、「私は、」という出だしで言葉を発する方は案外少ないです。。。
いつの間にか、主語が「他人」になっているのです。

「主語」が「子供」になったり「夫」になったり「神様」になったり「社会」になったり・・・

「自分の不安に踏みとどまることに意味があること」の思いが自分の内から湧き上がるまで、相当の時間がかかる場合もあります。何年もかかるかもしれません。

でも、まずは自分のことから

そんなことを考えつつ、明日17日から30日まで、フロイトの防衛機制の自己事例を書いていきます。
読んでくださる方々の思いを重ね合わせたら、どんな思いが湧くでしょうか?

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