五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

口を開けたまま

2008年11月27日 | 第9章 愛
私のかかりつけの歯医者さんは、とっても丁寧な方です。
何が丁寧かというと、技術も学問も粛々と研鑽され、日々努力されているのがよくわかるのです。それだけではありません。言葉も挨拶も丁寧なのです。
患者に対しての応対がとても温かい先生なのです
自分のこともよくお話します

今日は治療の合間の歯のお掃除の日。口を開けること二時間。
私の隣で歯の治療をしていた患者さんのお父様が先日91歳で逝去されたことを知り、一緒になって涙しているくらいの人情派。
考えてみれば、今は天国にいる癌の友人を嫌がらずに治療もしてくださいました。
一緒に泣いてくださり、ある時は一緒に怒ってくださったり・・・もちろん、喜びも、です。

もうかれこれ14、5年のお付き合いになりますが、そもそも子供の幼稚園のご父兄という出会い。信頼関係もあり、自分のコンプレックスである「歯」の全てを託し委ねています。

歯の治療というよりも私の癒しの場といってもよいかもしれません。

私は口を開けたまま、しゃべることはできないわけで、それがまた、休息の場となるのでしょう。
癒される歯科医院というのはちょっと珍しいかもしれません。

ありがたやありがたや・・・

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コメント
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