五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

丹田に気持ちを籠める

2008年11月09日 | 第2章 五感と体感
最近毎週楽しみにしている韓国ドラマがあります。
宮廷に仕えるキーセンという舞と楽の女性達のお話。御存じの通り純愛ものです。

このキーセンの生活と舞と楽に対しての考え方、修行の仕方が興味深いのです。
差別社会の悲しい話を交えながら、恋の話は展開していきます。

チニ(主人公)が恋を忘れるために師から言われる言葉。
「想いは丹田に納めなさい。愛しているという感情は納める必要はありません
。感情は芸に表しなさい。でも、決してその感情を顔に出してはなりません。」

思っちゃいるけど、止められない・・・
そんな気持ちをどのように納めていくのか。。。
キーセンという立場の哀しいお話のような気もしますが、芸というのは、そういうものかもしれません。
芸に籠められた普遍的な美しさは、観る人の自身の内なる感情が湧き立ち、投影することによって、新たな歓びに変わっていくのです。

奈良を想わせる韓国の美しい風景と建築も見逃せません。
私自身のアイデンティティが刺激されつつ、チニとウノの恋の行方とこれからゴテゴテになってく展開を愉しもうと思います。

クリック応援お願いします
人気blogランキング ☆ありがとうございます☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする