某有名ジャズ誌の読者が選ぶジャズ名盤ベスト100を一気に聴いてみよう。いまさらと思わないわけでもありませんが............
ポイントは「ジャズの評論家が選んだものではない。」ということになるのですが。
第21回--40位から37位
40位
The Scene Changes/Bud Powell

ビ・バップを一般的なスタイルに発展させたバド・パウエル。歴史的偉業を成しとげた彼の最大のヒット・アルバムが本作だ。永遠のジャズ・スタンダート曲「クレオパトラの夢」も収録。
この、クレオパトラの夢」は日本では人気の曲ですが、米国ではさほどの人気ではないようです。もちろん、当方は大好きです。演奏:バド・パウエル(P) ポール・チェンバース(B) アート・テイラー(DS)/録音:58.12
39位
Sonny Rollins Vol.2/Sonny Rollins
本作はモダン・ジャズの巨人が一堂に会した夢の競演。ロリンズがモンクやシルヴァー、ブレイキーを迎え、最高のテンションでフレーズを繰り広げる。
演奏:ソニー・ロリンズ(TS)
J.J.ジョンソン(TB)
ホレス・シルヴァー(P)ポール・チェンバース(B)
アート・ブレイキー(DS)(3)(4)
セロニアス・モンク(P)/録音:57.4
38位
Word Of Mouth/Jaco Pastorius
発想と技術とが完璧に近いバランスで音楽に体現した、鬼才ジャコ・パストリアスの傑作。バッハからビートルズを経てビ・バップまでを咀嚼し、独自のエネルギーを噴出させている。「ジョンとメリー」など必聴曲を収録。演奏:ジャコ・パストリアス(B,SYN,VO) ハービー・ハンコック(P) ウェイン・ショーター,マイケル・ブレッカー(TS) トゥーツ・シールマンス(HCA) ジャック・ディジョネット,ピーター・アースキン,オセロ・モリノウ(DS) ドン・アライアス,ボビー・トーマス(PERC) ヒューバート・ロウズ(FL) ジョン・パストリアス,メリー・パストリアス(VO) 他 (「CDジャーナル」データベースより)
37位
Charlie Parker On Dial/Charlie Parker
46年~47年の間にパーカーが“ダイヤル・レコード”に残した全4回のテイク集。また、伝説のラヴァーマン・セッションも収録されているのがうれしい限り。サックスの金字塔は今なおそのカリスマ性を発している。ジャズのバイブル的1枚だ。
演奏:チャーリー・パーカー(AS)
ディジー・ガレスピー,マイルス・デイヴィス(TP) ワーデル・グレイ(TS) 他/録音:(1)46.2 (2)~(6)46.3 (7)~(10)46.7 (11)~(19)47.2
2007-02-15 21:08:40