後半は両軍メンバーチェンジがないまま試合が始まる。開始早々の48秒には Song がクロスを入れるが Vidmar がカット。そして Mariners が連続攻撃を見せる。47分には Kwasnik がこぼれ球に反応しシュートを放ち、49分、Kwasnik が今度は絶妙のクロスを左サイドから上げるとファーサイドのフリーの Aloisi がヘッドを放つがポストの僅かに右に外れる。決定的なシーンであったが、 Mariners サポーターからすればあれは決めて欲しかっただろう。そして目の前でこのヘッドを観た Jets サポーターはほっと胸を撫で下ろしたに違いない。立ち上がりの Mariners はHutchinson と Jedinak のボランチの二人が前に押し上げる形となり前線で数的優位が保たれる事となった。しかしここで先制ゴールを挙げたのは Jets だった。Mark Bridge が中央やや左で相手DFがコントロールしようとしたボールをかっさらいそのままドリブルで持ち込みミドルシュートを放つとそのまま GK Danny Vukovic を破ってMariners ゴールネットに突き刺さった。 スタンドの Jets サポーターは狂喜乱舞する。しばらくこの歓声はなり止まなかった。
Mark=Bridge は五輪代表候補選手でもあり将来の Socceroos 候補でもある。そしてボールを取られた Mariners のDF は何と Tony=Vidmar であった。彼も何とも言えない表情がスクリーンに映し出された。失点直後に Mariners はすぐに反撃に転じ、右サイドバックの Boogaard がドリブルで持ち込みグラウンダーの惜しいシュートを放ち68分には Owen がミドルを放つ。そして69分に Mckinna 監督は Kwasnik と Owen を下げてAndre Gumprecht と Tom Pondeljak を投入する。この二人は2年前の Grand Final ではスタメンで出場している。 Grumprecht は昨シーズンの殆どを怪我で棒にふっているだけにこの Grand Final 出場には喜びもひとしおであろう。 71分にはその Grumprecht がシュートを放つがGK Covic がブロック、72分にはシュートレンジで Aloisi にボールが渡ったがマークがきつくてシュートを撃てない。 Jets ベンチは72分に得点者の Mark Bridge を下げて James Holland を入れ中盤を厚くする。するとその75分に Mariners は Tony Vidmar を下げて長身FWの Matt Simon を投入する。拍手に送られてベンチに戻る Vidmar 失点につながるミスをどう思うのだろう…..すると Jets も中盤の Matt Thompson を下げて FW の Jason Hoffman を入れるがこれはむしろ Simon 対策であろう。 これで Mariners は Aloisi と Simon の2トップ2列目の右に Pondeljak, 左に Gumprecht を置く。 Jets としては Mariners が上がった裏を突いてチャンスを作りたいところ。78分には相手ゴール前に入った Adam Griffiths が体を反転させてシュートを放つが惜しくもポストの左に外れる。 Mariners サポーターとしてはひやりとした瞬間だっただろう。 82分には Ceccoli からおくられたロブを Aloisi がヘッドで落とし Jedinak がシュートを放つがGK 正面。そこに詰めた Simon に Jets の Adam Griffiths が迫り両者がエキサイトする。84分に右サイドをPondeljak, Gumprecht が崩し Gumprecht が中の Aloisi に入れるが Aloisiのヘッドはゴールを外れる。 87分、 Ceccoli のスルーを Aloisi がシュート体勢に入るが撃てなずにGKへ。 Aloisi は Durante にユニフォームを引っ張られたと必死の形相で抗議をするがPKは得られない。 88分に、今度は Jets がカウンターから右サイドを突破し、 Elrich から中の Song に繋ぎ Song は前半でも見せたヒールパスをHolland に送り Holland が放ったシュートはGKの正面に。 Mariners はもう前線の Aloisiと Simon を狙ってロングボールを放り込んでくる。89分には Ceccoli がロングボールを入れて Simon がヘッドを撃つがGK正面に。そこに詰めた Aloisi がキーパーチャージを取られる。その直後には Boogaard が Song を反則タックルで止めてイエローカードが出される。 Mariners はロングボールを入れるのは良いが、ハーフウェィラインの手前から送り込んで来るので正確性にやや欠ける。 Jets の前線もそこまでは出てこないのでもう少し中に入ってあげればと思う。90分を過ぎロスタイムは3分と表示される。 Mariners にもまだチャンスはありそうだった。そして個人的にはここで追い付いて延長戦にはいれば時間当たりのチケット代が安くなると Mariners の攻撃を楽しみにするのだが…. 92分、Durante が Hutchinson へのファールでFKが Mariners に与えられる。 Mariners はもうGKの Vukovic までPA内に上がって来る。そして中にボールが放り込まれる最後はゴールラインを割りコーナーに。GKの Vukovic はもちろんそのまま残る。そして入れられたCK にゴールマウスに犇めく両軍の選手達がボールにむらがるが、最後は大きく弾んでゴールラインを割ったが、ここで Mariners イレブンは激しく Mark=Shield 主審に詰め寄る。Jets の交替出場選手James Holland が最後に肘でボールを押し出した、PKだ、と激しく詰め寄り線審に確認を取るがPKは与えられず、GK Dannu Vukovic が Shield 主審の腕を叩いたとしてレッドカードが出された。Vukovic はそのまま一直線に出口に向かうが更に Aloisi にもイエローカードが出された。最後のボールの弾み方からして少なくとも頭か足に当たった弾みかたには見えなかったが….
そしてプレー再開後、タイムアップのホイッスルが吹かれた。時計の針はもう95分をさしていた。喜びが爆発する Jets 選手達とサポーター達。 Mariners のパワープレーをよく凌いだといったところだろう。 Mariners サポーターにとっては最後のプレーは語り継がれる事だろう……..
遠い南半球での国内リーグの決勝戦。 UEFA Champions League でもなければ Seire A, Liga de Espanola, Premiership でも Bundesliga でもない異国の国内リーグであるがサッカーはどこの国でも存在するそう言う私の理念を再確認する事が出来た。それがこの試合で得た最大の収穫かも知れない…………
試合後に続く......
Mark=Bridge は五輪代表候補選手でもあり将来の Socceroos 候補でもある。そしてボールを取られた Mariners のDF は何と Tony=Vidmar であった。彼も何とも言えない表情がスクリーンに映し出された。失点直後に Mariners はすぐに反撃に転じ、右サイドバックの Boogaard がドリブルで持ち込みグラウンダーの惜しいシュートを放ち68分には Owen がミドルを放つ。そして69分に Mckinna 監督は Kwasnik と Owen を下げてAndre Gumprecht と Tom Pondeljak を投入する。この二人は2年前の Grand Final ではスタメンで出場している。 Grumprecht は昨シーズンの殆どを怪我で棒にふっているだけにこの Grand Final 出場には喜びもひとしおであろう。 71分にはその Grumprecht がシュートを放つがGK Covic がブロック、72分にはシュートレンジで Aloisi にボールが渡ったがマークがきつくてシュートを撃てない。 Jets ベンチは72分に得点者の Mark Bridge を下げて James Holland を入れ中盤を厚くする。するとその75分に Mariners は Tony Vidmar を下げて長身FWの Matt Simon を投入する。拍手に送られてベンチに戻る Vidmar 失点につながるミスをどう思うのだろう…..すると Jets も中盤の Matt Thompson を下げて FW の Jason Hoffman を入れるがこれはむしろ Simon 対策であろう。 これで Mariners は Aloisi と Simon の2トップ2列目の右に Pondeljak, 左に Gumprecht を置く。 Jets としては Mariners が上がった裏を突いてチャンスを作りたいところ。78分には相手ゴール前に入った Adam Griffiths が体を反転させてシュートを放つが惜しくもポストの左に外れる。 Mariners サポーターとしてはひやりとした瞬間だっただろう。 82分には Ceccoli からおくられたロブを Aloisi がヘッドで落とし Jedinak がシュートを放つがGK 正面。そこに詰めた Simon に Jets の Adam Griffiths が迫り両者がエキサイトする。84分に右サイドをPondeljak, Gumprecht が崩し Gumprecht が中の Aloisi に入れるが Aloisiのヘッドはゴールを外れる。 87分、 Ceccoli のスルーを Aloisi がシュート体勢に入るが撃てなずにGKへ。 Aloisi は Durante にユニフォームを引っ張られたと必死の形相で抗議をするがPKは得られない。 88分に、今度は Jets がカウンターから右サイドを突破し、 Elrich から中の Song に繋ぎ Song は前半でも見せたヒールパスをHolland に送り Holland が放ったシュートはGKの正面に。 Mariners はもう前線の Aloisiと Simon を狙ってロングボールを放り込んでくる。89分には Ceccoli がロングボールを入れて Simon がヘッドを撃つがGK正面に。そこに詰めた Aloisi がキーパーチャージを取られる。その直後には Boogaard が Song を反則タックルで止めてイエローカードが出される。 Mariners はロングボールを入れるのは良いが、ハーフウェィラインの手前から送り込んで来るので正確性にやや欠ける。 Jets の前線もそこまでは出てこないのでもう少し中に入ってあげればと思う。90分を過ぎロスタイムは3分と表示される。 Mariners にもまだチャンスはありそうだった。そして個人的にはここで追い付いて延長戦にはいれば時間当たりのチケット代が安くなると Mariners の攻撃を楽しみにするのだが…. 92分、Durante が Hutchinson へのファールでFKが Mariners に与えられる。 Mariners はもうGKの Vukovic までPA内に上がって来る。そして中にボールが放り込まれる最後はゴールラインを割りコーナーに。GKの Vukovic はもちろんそのまま残る。そして入れられたCK にゴールマウスに犇めく両軍の選手達がボールにむらがるが、最後は大きく弾んでゴールラインを割ったが、ここで Mariners イレブンは激しく Mark=Shield 主審に詰め寄る。Jets の交替出場選手James Holland が最後に肘でボールを押し出した、PKだ、と激しく詰め寄り線審に確認を取るがPKは与えられず、GK Dannu Vukovic が Shield 主審の腕を叩いたとしてレッドカードが出された。Vukovic はそのまま一直線に出口に向かうが更に Aloisi にもイエローカードが出された。最後のボールの弾み方からして少なくとも頭か足に当たった弾みかたには見えなかったが….
そしてプレー再開後、タイムアップのホイッスルが吹かれた。時計の針はもう95分をさしていた。喜びが爆発する Jets 選手達とサポーター達。 Mariners のパワープレーをよく凌いだといったところだろう。 Mariners サポーターにとっては最後のプレーは語り継がれる事だろう……..
遠い南半球での国内リーグの決勝戦。 UEFA Champions League でもなければ Seire A, Liga de Espanola, Premiership でも Bundesliga でもない異国の国内リーグであるがサッカーはどこの国でも存在するそう言う私の理念を再確認する事が出来た。それがこの試合で得た最大の収穫かも知れない…………
試合後に続く......