稀勢の里が、とうとう引退しました。
誰が見ても体調は不十分で、稽古も不十分、でも、場所前には、先場所と同じく、体調は十分ですと「明るく」答えていました。
まあ、そう答えるしかありません。
引退発表の記者会見では、ケガをする以前の身体に戻る事はなかった、と云っていました。
年齢的、医学的に、一度断裂した筋肉を元通りに回復するのは、困難なのです。
本人も十分解っていながら、今日まできたのです。
横綱での勝敗記録は見るも無惨。
2017年 (平成29年) |
東大関1 14–1 |
西横綱2 13–2[238] |
東横綱 6–5–4[239] |
西横綱 2–4–9[240] |
東横綱2 休場 0–0–15 |
東横綱2 4–6–5[241] |
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2018年 (平成30年) |
西横綱 1–5–9[242] |
東横綱2 休場 0–0–15 |
東横綱2 休場 0–0–15 |
東横綱2 休場 0–0–15 |
東横綱2 10–5 |
東横綱2 0–5–10[243] |
2019年 (平成31年) |
東横綱 引退 0–4–0[244 |
日本人横綱と云う、期待に潰された?
それにしても、30歳での横綱昇進は遅すぎました。
2004年に18歳での新入幕は早かった。
2006年に小結も早かった。
でも、しかし、大関昇進は2013年で、足掛け7年は長かった。
2017年の横綱昇進までは足掛け4年。ホントに長かった。
三役1~2年で大関、大関1~2年で横綱、そのくらい”稀”に見る”勢い”で、横綱を締めて欲しかった。
全盛期を過ぎての横綱昇進でした。
ホントに、ホントに、ホントに、頑張りました!
ホントに、ホントに、ホントに、ご苦労様!
ホントに、ホントに、ホントに、ありがとう!
これからは、親方荒磯として、後進の指導を宜しくお願いします。