昨日、予想していた岸田内閣が発足しました。
100代目の首相だそうで、因みに、初代は、以前千円札にもなった伊藤博文でした。
岸田クンも百数十年後には千円札? しかし、その頃には紙の通貨は流通していないでしょうね。
岸田クンとしては、今は安倍・麻生に忖度して、ご機嫌伺いをしつつ、31日投票の総選挙に、そして、来年の参議院選挙に、それなりに勝利し、安倍・麻生の影響力を、それなりに低下させ、岸田色を徐々に強めたいと、願っていることでしょう。
なんたって、総裁で総理大臣ですから、絶大な権力をもっているのです。でも、自民党の幹事長には、3Aの一人、あの甘利明が睨みを効かせています。
でも、しかし、安倍あっての麻生・甘利です。安倍の「森・加計・桜」で、そして、甘利の「UR収賄疑惑」で、野党としては、飛んで火に入る夏の虫です。
岸田政権としては、野党の追及は、それなりに、痛し痒しです。
安倍・甘利に対する、野党の、国民の、風当たり利用して、二人の政権への影響力を低下させる作戦をとる?
まあ、いろいろと紆余曲折を経て、時代の流れとして、安倍の影響力は消えていきます。
それで、兎に角、日本の政治はアメリカの強い影響下にあるわけです。そのアメリカのバイデン政権は、イギリスのサッチャー政権、米国のレーガン政権に始まる「新自由主義」を否定しました。
世の中の流れは、国家の経済への介入を否定し、世界を一つの経済ルールに統一し、企業が、資本が、国家の枠組みを超えて、自由に金儲けが出来る新自由主義から、国家が経済に介入する時代へ?
そして、岸田政権もアメリカに倣って新自由主義を否定し、「新しい資本主義」を掲げました。見事に連動しています。
「成長と分配の好循環で中間層を豊かに」という、高度経済成長時代を、池田勇人時代を、もう一度的な政策は、実現するの?
国家の経済への介入時代と、非介入の時代は、行ったり、来たり、戻ったりで、交互に訪れる?
それとも、新しくても、古くても、資本主義の時代は終わる?
私としては、資本主義は、もうお払い箱になりつつある、と、思うのです。
そして中国、社会主義市場経済と云う、国家主導で自由に金儲けをさせる資本主義経済も、人口減少、成長の鈍化、格差拡大で、それなりに行き詰まり、「共同富裕」を云いだしました。
どこでも、みんな、行き詰まり、活き詰まり、生き詰まり、どん詰まり?
それとも、コビット19パンデミックの終息で新し時代が始まる?
兎に角、衆議院選挙は31日の投票と決まりました。
みなさん、投票所に駆けつけ、数年に一度の主権者としての権利を行使しましょう。
それでは、また。
新しい時代と言えば、マスクが必需品。オンラインを使えないと(ズーム)小学校も通えない。お店も「淘汰」されている。死ぬまで詰めろではないが、「詰めろ逃れの詰めろ」で投票に行きます。