歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

曳舟で“メニューサンプル”のチェック!

2008年06月03日 | 食事の話し
昨日の続きです。

始めて降りた曳舟駅、長い通路を抜け、改札を抜け、それでも、なかなか通りに出られません。ビルの谷間を通り抜けます。


やっと通りに出ました。右手、交番脇にブロンズ像。タイトルは「陽だまり」、お兄ちゃんと妹のようです。

お兄ちゃんの隣で、少し恥ずかしそうに俯いて、膝に両手を乗せて“ちょこん”と座っている妹が可愛らしいです。


横断歩道の真正面に吉野家です。この瞬間、思い出しました。この通りは何度も通っているのです。この吉野家には一度入ったことがあります。


横断歩道を渡り振り返ると、確かにこの風景に見覚えがあります。


この暗いビルの下のその先に、長い通路があり、改札があり、また長い通路があり、その先の階段があり、登るとホームだったのです。

以前、通り過ぎた時には判らなかった曳舟駅の“構造”に、“そうか!そうだったのか”と一人頷き、見つめてしまいました。

こちら方向が浅草方面になります。


本日は浅草方面と反対方向に歩き、明治通りに出て、東武亀戸線の“東あずま駅”をめざします。

歩き出すと直ぐに「とんかつ・ラーメン」の“あづま”です。


久しぶりですこの眺め。このサンプルを見るのが好きなのです。


“冷やし中華”の季節になりました。メニュー書きには「ひやしそば」と有ります。どうも、この「ひやしそば」との表現は、とても「不味い」と思うのです。

漢字の“冷”から感じる「冷た~い!」が伝わらないのです。そして「そば」では“酸っぱ~い!”が伝わらないのです。

頭の中で“ヒヤシ!チュカァ!”と唱えて、始めて“冷たく酸っぱい”あの「冷やし中華」の味が、口の中いっぱいに広がるのです。

「冷やし中華」を「ひやしそば」と表現しては、絶対にいけないのです。

「冷やし中華」で、少しばかり“熱く”なってしまいました。サンプルをゆっくり眺めると、中華が“メイン”で、とんかつは“サブ”と云った構成になっています。


とんかつ屋さんがラーメンを出しているのではなく、ラーメン屋さんがとんかつを出しているのでした。

普通“町のラーメン屋さん”でも、看板で「とんかつ・ラーメン」と、わざわざ書かなくても「とんかつ」はメニューに有るのが普通です。

「あづま」は、普通のラーメン屋さんの「とんかつ」とは“違うのだァ”との主張を、たぶん、看板に表現したのでしょう。

数軒先に、今度は“正真正銘”のラーメン屋さん、その名も「中華・栄来軒」です。ハッキリとジャンルを表現しています。


チャーハンセット(A)

炒飯に焼き肉、ラーメンに餃子のセットで900円。かなりの高カロリーなセットです。

チャーハンセット(B)

焼き肉に変わって“海老フライ”です。これで(A)同じ900円。こちらの方がお得感があります。

こちらは「あづま」を意識して、100円安くなっています。


それにしても、サンプルケースのガラスは風雨と砂塵で曇り、サンプルも長年に渡る日焼けで変色しています。

これでは、ランチタイム勝負に「あづま」の後塵を拝す事になってしまいます。まぁ。兎に角、「栄来軒さん」も、「あづまさん」も頑張って下さい。

昼までには未だ時間があります、眺めるだけです。

そんなこんなの“サンプルチェック”を終わり、明治通り方向に歩き始めます。


それでは、また明日。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東武線“曳舟駅”から歩き始め... | トップ | 曳舟で“銭湯”に“京がんも” »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

食事の話し」カテゴリの最新記事