歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

鍼灸院で健康保険の適用は痛みだけで麻痺には適用されませんでした

2015年06月09日 | 健康
きのう、93歳の母を鍼灸院に連れて行きました。

母は一年前に右腕の尺骨神経を痛めているのです。

この間、病院では検査するだけで治療は行いませんでした。自然回復を待つしかないとの診断。

怪我の直後から比べると、それなりに手の動きは回復してきたのですが、人差し指と薬指の動きは悪く、箸は持てず、介護用先割れスプーンで、何とか自分で食事はできる程度です。

それと、数ヶ月前より、夕方になると肘から先が重怠くなり、風呂から上がってシップ薬をベタベタ貼る毎日。その為に、皮膚が被れてしまいました。

そんな、こんなで、兎に角、これまで、掛かり付けの医院では、具合はどうですか?と聞くだけで、何の治療も行っていないので、それでは、それでは、と、以前より考えていた鍼灸を試してみようと思ったのです。

それで、ネットで検索して、良さそうな鍼灸院を探したり、鍼灸治療はどんなもんかと調べていたら、健康保険が適用されることを知ったのです。

それで、適用されるには、医師の診断書が必要とあり、掛かり付けの医院で診断書を三千数百円を払って作成してもらい、鍼灸院に向かったのです。

そして、鍼灸院の受付で診断書を出すと、受付の女性が内容を確認した後「診断書の病名、症状から鍼灸治療で効果があると思いますが、過去の事例から、痛みには適用されるのですが、麻痺には適用されない」との見解。

そこで私「保険が適用されないと云うことは、痛みに、鍼灸は効果があるが、麻痺にはあまり効果が期待できない、と、云うこと?」

「いいえ、そういうことではありませんが・・・。過去の事例が・・・、ダメもとで、念の為に、問い合わせしてみます」と、奥の事務室に入って行き、5~6分して戻り、「ゆっぱり、ダメでした。最近は、いろいろと厳しくなっていて・・・」

保険支払い当局?に置いては、痛みは苦痛で、我慢できないが、麻痺や、重怠さは、苦痛では無く、それなりに我慢せよ、兎に角、このご時世、少子高齢化で、不景気で、財政赤字で、医療費は節減の大方針、等々・・・・・、で、とっても、とっても、厳しいのでしょう。

「分かりました。兎に角、母の症状に、鍼灸は、それなりに効果があるのでしたら、適用如何に関わらず治療をお願いします」と、なったのでした。

なんや、かんや、あって、30代後半?の鍼灸師さんが現れ、母に症状を聞き、それでしたら針治療で改善します!と、明快に述べて、治療室に向かったのです。

治療時間は50分ほど、鍼と、温熱と、マッサージで、終わったあと「急所に鍼が当たり、何か、とても、効いている感じがして、温かくて、気持ち良くて、眠くなった」と云っていました。

終わった後で鍼灸師さんの説明で、効果はあるとと思います、5回から6回ほどの治療で改善すると思うとの見解。

母の見解も、とても、何だか、効きそうで、治りそうで、来て良かった、鍼と聞いて、痛いと思っていたので、ヨカッタ!

と、云うことで、初診料1000円がプラスされて、この日の会計は5千3百数十円でした。次回からは、一回4千三百数十円で、何故か次回使用できる“150円のサービス券”を二枚頂いて帰途についたのです。

それと、“つくば市高齢者在宅福祉助成券交付申請書”なるものを貰いました。これにより「時期により?最大1,000円券×8枚」が交付されるとのこと。

いろいろな処で、いろいろな問題があり、いろいろいろな見解があり、いろいろなことが、いろいろな自治体で、いろいろ実施されていることを知った一日でした。

兎に角、母の右腕の症状が良くなりそうなので、ヨカッタ!ヨカッタ!の一日でした。


それでは、また。





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