歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

!核ミサイルの脅威に!恐怖に!耐えて!堪えて!日本を絶えさせない勇気

2015年03月18日 | 世間話し
安倍政権ですが、解釈改憲とか、自衛隊の海外派遣とか、集団的自衛権容認とか、いろいろあっても、経済政策と云うか、株価対策でそれなりの成果?を上げて、それなりの支持率につながっているのです。

解釈改憲等の国家の根幹的な政策変更に対しては、それなりの不安を抱きつつ、それでも、経済が、それなりに良くなれば、収入が上がり、家計が楽になり、未来が明るくなり、ヨカッタ!ヨカッタ!を信じて、多少のことは眼を瞑って・・・。

兎に角、経済が第一、命は第二、なのです。誰しもが、そう思っていても、口に出さず、でも、しかし、暗黙の了解として、世の中の総意として、かなり、かなり、確実に存在しているのです。

格差社会でも、原発は危険でも、戦争は悲惨でも、この世の中、理想は理想で、現実は、とても、とても、いろいろな宗教が、民族が、国家が、組織が、複雑に絡み合い、ドロドロの暗闘をくり返し、とても、とても、ムズカシくて、ヤッカイで、だから、仕方がないと・・・・・・。

それと、最近、思うのですが、目先の銭金を優先させる傾向は、国の、地方の、財政赤字が、大きく影響していると思うのです。

兎に角、国の借金を、何とかしなければ、日本が破綻する!と、聞かされ続け、脅され続け、その結果、兎にも角にも、経済こそ、景気回復こそ、明るい未来の第一歩と、刷り込まれてしまったのです。

それで、安倍さんですが、彼は、少子高齢化にも、財政赤字にも、経済政策にも、ほとんど興味は無いと思います。彼にとって一番の政権課題は、誰が、何と、云おうと、日本国を“戦後レジームから脱却”させることなのです。

戦後レジームとは、第二次大戦の占領政策からの脱却です。日本を、二度と戦争できない、戦争させない、戦勝国の第一義的政策からの脱却です。

憲法9条こそが、占領政策の、できない、させない、象徴であり、押し付けだとの主張は、“それなり”に間違いではないと思います。

だからと云って、9条の考え方が間違っているとはならないのです。国家紛争も、宗教紛争も、民族紛争も、人種紛争も、武力では解決しないのです。しなかったのです。

有る意味で、私も、「戦後レジームからの脱却」は、とても正しい政策だと思います。日本にとって戦勝国とは米国です。米国支配からの脱却です。

米国の「支配」からの脱却には、経済的な自立、政治的な自立、外交的な自立、エネルギー政策の自立、そして安全保障的な自立等々があります。

自立と云っても、アメリカと国交を断絶することではありません、今の、この世界、鎖国は不可能です。経済も、政治も、外交も、エネルギーも、安全保障も、いろいろな国との絡み合いです。

それで、最大の自立要件は安全保障です。安全保障政策で、軍事力に重点を置くのか、それとも外交政策に重点を置くのか、二つに分かれるのです。

核兵器を持ち、集団的自衛権で、集団的安全保障で、“安倍政権的”な自立を目指すのか、核兵器を持たず、専守防衛で、個別的自衛権で、安全保障の自立を目指すのか、ホントにムズカシイのです。

それと、核兵器を持ち、集団的自衛権で、集団的安全保障で自立を目指す“安倍政権的”な考え方方々の多くは、何故か、価値観を共有しない、対立する、個人よりも国家を優先させる独裁国家に向かってしまうのです。

それで、私としては、専守防衛で、個別的自衛権で、外交政策に軸足を置く立場です。

それで、最近の北朝鮮脅威論、中国脅威論なのです。中国、北朝鮮の、核ミサイルが飛んできたらの恐怖です。

でも、しかし、互いに脅威を、恐怖を、煽り、対立を煽り、憎しみ増大させ、軍事力を増大させ、最後は互いに恐怖に耐えられず、戦争に突入するのです。

兎に角、互いの政策を、主張を、実現させる為の手段に、感情を、憎しみを、利用してはダメです。

国家間で、謝罪とか、償いとかを前面に出して交渉すると、互いに譲らず、話しは、ややこしく、こんがらかり、ニッチもサッチも行かなくなるのです。

過去を考えれば、いずれの国も、攻めたり、攻められたり、勝ったり、負けたりで、どっちが正しく、どっちが間違い、と、決めつけられないのです。

兎に角、武力に寄って、対立も、紛争も、解決しない事は事実なのです。憎しみと報復の連鎖を断ち切る勇気が必要なのです。

強硬論を大声で勇ましく叫ぶのに、勇気は要らないのです。一見、勇ましく見えるのですが、実は臆病で、弱虫で、小心で、短絡的で、近視眼的で、未来は考えていないのです。

兎に角、今日は、この辺でお終い。

兎に角、オジサンの惚け防止のお話でした。

ホント!最近は、記憶が飛んでいる事があり、とても、とても、不安なことがあったりするのです。


それでは、また。


コメント (1)
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