普通のそば屋には、メニューに「うどん」があります。
普通でないそば屋、いわゆる老舗とか、高級な店、高級とは、値段が高くて、不味くて、量が少なくて、外観・内装に金をかけていて、店員が偉そうしている店のことです。
それと、最近、見かけるようになった「そば粉100%」を「売り」にしているそば屋にも「うどん」はない。話しは少しそれますが、この「100%」を売りにしている店に、旨いそば屋は少ないね。そば粉の含有率が高いほど、旨さが増す訳でわないからね。そば粉含有率は価格には正比例するけれど、旨さには正比例しません。
それで、「そば屋」の「うどん」なんだけど、「そば屋のうどん」は認めたくないのです。
だけど・・・・・そば屋の「中華そば」は認めています。そば屋の「中華そば」には「ラーメン」と異なる、そば屋の「味」があるからです。
私は「そば」も「うどん」も好きなんです、スパゲッティも好きです、ラーメンも好きです、麺類はみんな好きです。人類は麺類だと思っています。
私は「そば」は関東で東京だと思っています。「うどん」は関西で大阪だと思っています。
何故、そば屋で「うどん」を出すのは認めないのか、それは「うどん屋」に「そば」はないからです。
うどん屋は、老舗や高級店だけではなく、普通の店でも「うどん店」の看板を掲げている限り、「そば」はないのです。
それにも関わらず、関わらずですよ「そば屋」の看板を掲げておきながら、こっそり「うどん」も商う根性が気に食わないのダ。
大きな声で「気にくわなーい!!!」と一度、そば屋の前で叫んでみたい。
「そば」の歴史に比べて、「うどん」の歴史の方が遙かに永く、「そば」を現在のように細く切って「そば切り」として食べたのも、「うどん」を真似たようですが、だからと言って、「うどん」に対して「そば」は卑下する事はないのです。
「そば」一本で勝負してほしいのです。
「そば」はそば屋の一枚看板なのダァ!
「そば」は江戸っ子の食い物の代表ダァ!
ガンバレ~