鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1287~鬼平犯科帳パート101

2016-12-09 18:10:17 | 鬼平
今回のお気に入りは鬼平犯科帳パート101、ファイナルです。

久しぶりの鬼平ネタです。

先日、テレビ版鬼平犯科帳がフィナーレを飾りました。
これにより中村吉右衛門主演の鬼平シリーズは、28年間150作品で完結となりました。
12月2日・3日と2夜連続放映された鬼平ファイナルは、DVDにしっかり保存しました。
すでに観られた方がうらやましい・・・。
私は年内時間がとれないので、正月休みにゆっくり鑑賞するつもり。
とりあえず今は、寝入る前に「鬼平犯科帳を極める ザ・ファイナル」を何ページか読んではその雰囲気を楽しんでいます。

ということで「鬼平犯科帳を極める ザ・ファイナル」の内容紹介をAMAZONから引用します。
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テレビ時代劇の金字塔「鬼平犯科帳」がついに幕を閉じる。
放映28年間をまとめた豪華ファンブック!
池波正太郎氏の人気小説をドラマ化した「鬼平犯科帳」。
かつて何人もの名優でドラマ化されてきたが、一番のはまり役といわれているのが中村吉右衛門丈の「鬼平」だ。
平成元年に放映がスタートし、28年の長きにわたって我々を楽しませてくれた「鬼平犯科帳」が12月にフィナーレを迎える。
凄みと色気を併せ持つ吉右衛門丈の鬼平、個性豊かな同心たち、粋でいなせな密偵たち、豪華ゲスト演じる多彩な盗賊など、「鬼平犯科帳」の魅力をあますところなくまとめたファン必見の完全愛蔵版。
■内容
・中村吉右衛門さん撮り下ろしインタビュー
・THE FINAL前編「五年目の客」、後編「雲竜剣」の見どころ紹介&撮影ルポ
・多岐川裕美さん、尾美としのりさん、梶芽衣子さんらレギュラー陣インタビュー
・名場面写真集
・過去ゲストセレクション&ゲストインタビュー(若村麻由美さん、田中泯さん、尾上菊之助さん)
・鬼平研究家・里中哲彦氏による人物コラム
・こだわりの映像美を支えた撮影スタッフインタビュー
・あらすじ、配役、みどころ・150話全リスト
など
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この「鬼平犯科帳を極める ザ・ファイナル」は「鬼平犯科帳を極める」シリーズの第3段。
まだ読んでいる途中ですが、第1段、第2段同様、良い出来だと思います。
DVDを観るのがますます楽しみになります。

そしてもうひとつ。
フジテレビのファイナル予告記事を、自分のための保存を兼ねて引用します。
=====
江戸時代後期、盗賊・凶賊たちから「鬼の平蔵」と恐れられた、火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵を描いた池波正太郎の人気小説「鬼平犯科帳」(文春文庫刊)。
1989年7月に中村吉右衛門主演でドラマがスタートしてから、2001年5月まで連続ドラマとして全137本、2005年2月放送の『鬼平犯科帳スペシャル 山吹屋お勝』から今年1月放送の『鬼平犯科帳スペシャル 密告』まで単発のスペシャルドラマとして11本、計148本を放送してきました。
これまで長きにわたって、時代劇ファンのみならず、数多くの視聴者を魅了し続けてきた『鬼平犯科帳』ですが、今年12月18日(金)放送の『鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸』(シリーズ149本目)、そして来年2016年夏に撮影予定、2016年末から2017年初頭に放送予定の『鬼平犯科帳スペシャル』(前後編2本/シリーズ150本目)をもってフィナーレを飾ることが明らかになりました。
今回の決定の背景には、ドラマ『鬼平犯科帳』の制作にあたって、これまで「原作にないものはやってくれるな」という原作者・池波正太郎氏の遺言を守り、映像化可能と思われる作品を全て使用した後は、複数の原作を組み合わせたり、過去に1時間ドラマとして放送した内容にアレンジを加え、2時間のスペシャルドラマとして放送したりという工夫を重ねてきたものの、近年ではその作業も限界を迎えてきていたことが大きな要因となっています。
また、来年2016年夏に撮影予定、2016年末から2017年初頭に放送予定の『鬼平犯科帳スペシャル』(前後編2本)が、シリーズ150本目という大きな節目にあたること、さらには1989年の放送開始から絶大な人気を誇り、テレビドラマの歴史に金字塔を打ち立てた中村吉右衛門主演の『鬼平犯科帳』を理想的な形で終了し、有終の美を飾りたいという思いもあり、あと2作品をもってフィナーレとすることを決定しました。
今回の発表のタイミングに関しても、キャスト、スタッフをはじめ、『鬼平犯科帳』に携わる全ての関係者が、1989年から連綿と続いてきた『鬼平犯科帳』の歴史・伝統を背負い、気持ちを一つにしてシリーズ最終作の撮影に臨みたいという思いから、シリーズ149本目となる『鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸』の放送を前にした、このタイミングでの発表としました。
シリーズ150本という節目の放送をもって、フィナーレを飾る『鬼平犯科帳』。
これまで、人間国宝・中村吉右衛門をはじめ、多岐川裕美、梶芽衣子ら、レギュラー出演者たちや、豪華なゲスト陣の確かな演技によって、江戸に生きる市井の人々の義理人情を丁寧に描いた、濃密で情緒あふれる人間ドラマとして高い評価を得てきた同作も、あと2作品でついに大団円を迎えます。
テレビドラマの歴史に金字塔を打ち立てた『鬼平犯科帳』の有終の美を見届けてください。
=====

ああ、この記事もいいですね。
キャストやスタッフが、今は亡き原作者の言いつけを頑なに守り続けた28年間を思うと、私まで胸が熱くなります。
まるでスタッフのひとりになった気分です。
とにかく早く観たい!

最後に関連話をひとつ。
さだまさしがファイナルにゲスト出演したという記事をあちこちで見かけました。
わずか数秒のシーンでしたが鬼平とからみ、セリフまであったそう。
「白玉売り」の役作りに何と1か月もかけたとか。
さださんは、知る人ぞ知る熱狂的鬼平ファン。
出演のオファーに対し「出るに決まっているだろう!」と返し、取材に対し「全国の鬼平ファンを差し置いて申し訳なかった」とコメントしています。
さださんがファン代表として出演したことは、全国の鬼平ファンもきっと納得だと思います。

彼のこれまでの言葉で印象的だったものをいくつか書きます。
・人が生きていく上で必要なことはすべて「鬼平犯科帳」に書いてある。
・読書をするなら「鬼平犯科帳」だけで良い。他はいらない。
・読みたくなったら全巻を買い、読後は身近な人にプレゼントする、ということを繰り返してきた。

さださん自身が物書きなのに、ここまで言い切るとは・・・。
ファンとしてはうれしい限りです。
こんなことを書いていたら原作を読みたくなってきました。
全巻を読み返したのは2015年でした。
2017年の読書予定に入れちゃおうかな?

それにしても。
観る前に気持ちがこんなに昂るドラマとは、もう出逢うことがないと思います。
恐るべし、鬼平犯科帳。

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