今回のお気に入りは、「昆虫の描き方」です。
今、盛口満著「昆虫の描き方 自然観察の技法Ⅱ」の後半部を読んでいます。
本書は、先日、北海道大学の隣にある南陽堂書店さんで購入してきました。
この古書店は2階にある昆虫を中心とした古書コーナーがお目当て。
棚を眺めながら、気になっていた本を次々見つけては開いて中を確かめる、ということを楽しみました。
普段、古書のほとんどをネット購入しているので、こんな当たり前のことがとても新鮮でした。
残念ながら時間にあまり余裕がない日だったので、ゆっくりもできず、ピックアップした2冊を手にレジへ。
1冊は値札がなくて売値がわからないということで棚に戻しました。
残る1冊が今回ご紹介する「昆虫の描き方」でした。
本書は昨年7月に発行されたばかりの本ですし、売上カードがはさまっていたので古書ではありませんでした。
盛口満の著書はずっと気になっていましたが、一冊も読んだことがありませんでした。
お気に入りの古書店で巡り合ったのが良い機会と思い、購入しました。
アマゾンの内容紹介を引用します。
=====
「かたち」をじっくり観察してみると、虫って意外におもしろい!?
虫が好きな人もキライな人も、「いろいろ」な虫たちをスケッチして、生き物の「れきし」や「くらし」について考えてみよう。
【内容紹介】
「いろいろ」な昆虫の「かたち」「れきし」「くらし」を観察しよう――アリ、ハチ、バッタ、そしてゴキブリなどの身近な昆虫たちのスケッチを通して、生物の多様性、形態、進化、生態などについて学ぶ。
好評を博した前著『生き物の描き方』(2012年刊)に続く「ゲッチョ先生」単著、第2弾!
【関連書】
盛口満『生き物の描き方』(東京大学出版会、2012年)
【主要目次】
1 なぜ描くのか
好きな虫とキライな虫/虫と昆虫/なぜ昆虫スケッチなのか/昆虫スケッチの容易さ/モデルの管理/スケッチの道具
2 さまざまなスケッチ
「いろいろ」の魅力/オトシブミのスケッチ/輪郭スケッチ・模様スケッチ・細密スケッチ/生痕スケッチ/生態スケッチ
/生態系スケッチ
3 昆虫の多様性と分類
昆虫の多様性/卵の多様性/「かたち」の共通点と意味/昆虫の仲間分け/ゴキブリの「れきし」/ゴキブリとシロアリの関係性
/昆虫の分類表
4 昆虫スケッチの画法
昆虫のスケッチ/チョウやガのスケッチ/トンボ・セミ・カメムシのスケッチ/バッタのスケッチ/アリのスケッチ
/そのほかの昆虫のスケッチ
5 スケッチの応用
白黒画の利点/生態画/彩色画
6 昆虫の多様性を見るとは――まとめにかえて
=====
著者の本を初めて読んだ感想
・文章がとても読みやすい
・自身が専門に勉強したことが無いからこそ、判りやすく教えてくれる
・題名に偽りなし。スケッチの方法を学ぼうとする者には必携の書
文字通り手取り足取り教えてくれる
・「かたち」を詳しく観察することが「れきし」を学ぶことにつながるという流れがとても自然
一例を挙げると、産卵管のあるコオロギやキリギリスは、生活圏の広がりにより産卵管のないバッタに進化したという解説。
まさに「かたち」の観察から「れきし」を学ぶです。
実に面白くて気に入りました。
今、盛口満著「昆虫の描き方 自然観察の技法Ⅱ」の後半部を読んでいます。
本書は、先日、北海道大学の隣にある南陽堂書店さんで購入してきました。
この古書店は2階にある昆虫を中心とした古書コーナーがお目当て。
棚を眺めながら、気になっていた本を次々見つけては開いて中を確かめる、ということを楽しみました。
普段、古書のほとんどをネット購入しているので、こんな当たり前のことがとても新鮮でした。
残念ながら時間にあまり余裕がない日だったので、ゆっくりもできず、ピックアップした2冊を手にレジへ。
1冊は値札がなくて売値がわからないということで棚に戻しました。
残る1冊が今回ご紹介する「昆虫の描き方」でした。
本書は昨年7月に発行されたばかりの本ですし、売上カードがはさまっていたので古書ではありませんでした。
盛口満の著書はずっと気になっていましたが、一冊も読んだことがありませんでした。
お気に入りの古書店で巡り合ったのが良い機会と思い、購入しました。
アマゾンの内容紹介を引用します。
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「かたち」をじっくり観察してみると、虫って意外におもしろい!?
虫が好きな人もキライな人も、「いろいろ」な虫たちをスケッチして、生き物の「れきし」や「くらし」について考えてみよう。
【内容紹介】
「いろいろ」な昆虫の「かたち」「れきし」「くらし」を観察しよう――アリ、ハチ、バッタ、そしてゴキブリなどの身近な昆虫たちのスケッチを通して、生物の多様性、形態、進化、生態などについて学ぶ。
好評を博した前著『生き物の描き方』(2012年刊)に続く「ゲッチョ先生」単著、第2弾!
【関連書】
盛口満『生き物の描き方』(東京大学出版会、2012年)
【主要目次】
1 なぜ描くのか
好きな虫とキライな虫/虫と昆虫/なぜ昆虫スケッチなのか/昆虫スケッチの容易さ/モデルの管理/スケッチの道具
2 さまざまなスケッチ
「いろいろ」の魅力/オトシブミのスケッチ/輪郭スケッチ・模様スケッチ・細密スケッチ/生痕スケッチ/生態スケッチ
/生態系スケッチ
3 昆虫の多様性と分類
昆虫の多様性/卵の多様性/「かたち」の共通点と意味/昆虫の仲間分け/ゴキブリの「れきし」/ゴキブリとシロアリの関係性
/昆虫の分類表
4 昆虫スケッチの画法
昆虫のスケッチ/チョウやガのスケッチ/トンボ・セミ・カメムシのスケッチ/バッタのスケッチ/アリのスケッチ
/そのほかの昆虫のスケッチ
5 スケッチの応用
白黒画の利点/生態画/彩色画
6 昆虫の多様性を見るとは――まとめにかえて
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著者の本を初めて読んだ感想
・文章がとても読みやすい
・自身が専門に勉強したことが無いからこそ、判りやすく教えてくれる
・題名に偽りなし。スケッチの方法を学ぼうとする者には必携の書
文字通り手取り足取り教えてくれる
・「かたち」を詳しく観察することが「れきし」を学ぶことにつながるという流れがとても自然
一例を挙げると、産卵管のあるコオロギやキリギリスは、生活圏の広がりにより産卵管のないバッタに進化したという解説。
まさに「かたち」の観察から「れきし」を学ぶです。
実に面白くて気に入りました。
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