鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1482~蛍光鉱物②

2018-02-15 12:45:34 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、蛍光鉱物②です。

ひょんなことで踏み入れた「蛍光鉱物」の世界。
入門書に紹介されていたたくさんの蛍光鉱物の中から、興味深い石をいくつか入手して観察しようと思い、じっくり検討しているところ。
今回はそれに先立ち、蛍光鉱物を光らせる光源、紫外線ライトについて検討しました。

入門書によると、蛍光鉱物を発光させる紫外線には、短波・中波・長波という3種類の波長があるそうです。
AMAZONや楽天市場で探すと、長波紫外線を発するライトがほとんど。
100円を切るものから数万円もするものまで随分種類があります。
反して短波紫外線を発するライトはあまり種類がありません。
何より価格が高過ぎ。
これから蛍光鉱物の世界にどっぷり踏み込む覚悟がない限り、買える額ではありません。
入門書によると短波紫外線で発光する石が一番多いようなので、それを観察できないのは残念ではありますが、今回は諦めました。
そして中波紫外線を発するライトは見つけることができませんでした。
ということで、今回は長波紫外線を発するライトだけを検討することにしました。

長波紫外線を発するライトの別名はブラックライト。
その名前を聞いたことがありますが、どういうもので、何に使うのかは、今回調べて知ることができました。
その用途は随分特殊です。
 ・宝石・鉱物の真贋鑑定
 ・ペットのおしっこ跡やほこりさがし
 ・紙幣やクレジットカードの真贋鑑定
 ・蛍光塗料の蓄光

これは普段使いする道具ではありません。
あくまで趣味のための道具。
ならばあまり高価なものは選ばない方が無難。

さていよいよブラックライトの選定。
ネットには「100均ので十分」という書き込みもありますが、先々いろいろな蛍光鉱物を光らせる時に失望しない程度のものを用意したいとも考えます。
ライトを選定するために信頼できるサイトはないだろうか?
行き当たったのは、徳島県立博物館のHP。
博物館では、子どもたちにブラックライトを使った簡単な実験を紹介しています。
そこで推奨しているブラックライトの仕様は次の通りでした。
 ・懐中電灯型
 ・UV-LEDは9灯
 ・波長は375nm(長波紫外線)

この条件のブラックライトは、最安値でも送料込4000円弱もすることが判りました。
追っかけいろいろな蛍光鉱物を購入することを考えるとかなり痛い出費です。
入門書の写真で満足しておけば良かったものを、蛍光鉱物を直に観察することに期待が膨らんでしまい、高い遊びになりそうです。
それもこれも入門書のまえがきで触れられていた、「天空の城ラピュタ」に登場する「飛行石」のエピソードのせいです。
石が放つあのような不思議な光を、この手で、この目で体験することができるなんて、抗えない誘惑です。

ということでこのブラックライトを入手してしまいました!
まだ蛍光鉱物の選定が済んでいないのに・・・。
早速、部屋を暗くしてブラックライトであちこち照らしました。

目に鮮やかな色彩のものは、ほとんど蛍光を発するようです。
白いシャツ、バッグにプリントされたどぎついオレンジ色のラインなどは、鮮やかに蛍光を発します。
ウイスキーは薄ぼんやりと光っているようにも見えますが自信がありません。
何より色弱の我が目ではそれが何色かが判別できません。

手元にあるアンモナイト化石、珪化木は光らないようです。
どんな自然石でも光る訳ではないことは入門書で学んだはずですが、つい試してしまいました。
ああ手持無沙汰・・・。
どの蛍光鉱物を入手して観察しようか?
じっくり検討しようと考えていましたが、ついつい急ぎたくなります。
内から光を放つ、まるで魔法の石。
その光を早く体験したいです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お気に入りその1481~伊藤有希 | トップ | お気に入りその1483~薬丸岳 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

鬼平・竹鶴以外のお気に入り」カテゴリの最新記事