鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1546~蛍光鉱物①ガイドブック2冊目

2018-07-16 12:24:04 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、蛍光鉱物①ガイドブック2冊目です。

今年のマイブームは蛍光鉱物の観察。
「天空の城ラピュタ」の飛行石を思わせる蛍光する石たちの妖しい光に魅了されています。
その入門書である「光る石ガイドブック―蛍光鉱物の不思議な世界」。
何度もページをめくり美しい蛍光鉱物の写真を鑑賞しています。
同じ山川倫央氏の著作に「蛍光鉱物&光る宝石ビジュアルガイド」があります。
同書を先日やっと購入することができました。
その存在は以前から知っていたのですが、すでに絶版になっており、古本にプレミアがついて定価の3000円をはるかに超える8000円ほどで売りに出ていたため、安値が出るのを待っていたのです。
今回4000円弱で売りに出ているのを見つけ、すぐに購入したという次第です。

前著と同じ写真はわずが数枚。
著者のコレクターとしてのこだわりが強く感じられます。
大きな写真を自信たっぷりに次々載せて、簡潔な解説を添えています。
鉱物の特徴と美しさを同時に知ることができるまさにビジュアルガイド。
巻末にアルファベット順で100種類近くの蛍光鉱物を紹介しています。
残念ながらその鉱物が掲載されているページを紹介していないので、横に書き添えました。
これで調べやすくなりました。
その作業で気づいたのはカルサイト(方解石)とフローライト(蛍石)が飛びぬけて多く紹介されていること。
産地により含有する不純物が異なるため、蛍光色も大きく異なるそう。
そんなことを知ってしまったら、この2種類を産地ごとに収集して比較したくなるではありませんか!
ますます深みにはまりそうな今日この頃です。

それにしても2冊のガイドブックに共通していえるのは短波紫外線で蛍光する石の多いことです。
蛍光鉱物に紫外線を照射すると鉱物中の金属原子等(の電子)を励起し、それが元の状態に戻る際に可視光線(蛍光)を発するという原理を考えると、長波紫外線よりエネルギーが大きい短波紫外線に反応する鉱物の方が多いのではないかと推測します。
ああ、短波紫外線ライトが欲しいなあ!
でも高価で買えない・・・。
ライトだけで2万円を超え、サンプル鉱石とセットすると3万円もするのではあきらめるしかありません。
それに短波紫外線は殺菌灯に使われているように取扱いが難しそうなことも気になります。
2冊のガイドブックをながめる度にため息をついています。

ところが先日、新展開が・・・。
続きはいずれまた。
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