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今回のお気に入りは、メーリアンです。
「マリア・シビラ・メーリアン作品集」という本を鑑賞しました。
昆虫の変態を美しく描いたことで有名なメーリアン女史。
彼女に関する作品集をこれまで何冊か読み、失望したこともありましたが、本書は大当たりでした。
本書の帯のコピーが気に入っています。
=====
1699年、ドイツ人の画家・昆虫学者のメーリアンは、52歳で南米スリナムに向けて船出した。
虫に魅せられ、昆虫の変態と未知なる動植物の研究に、生涯を捧げた。
その苛烈な人生と南米でのフィールドワークで生まれた、艶やかな植物と蝶の美しい絵画作品集。
=====
本書の原本は、ジョージ三世が購入した英国ロイヤル・コレクション所蔵の名画です。
これまでも何度も目にしてきた「スリナム産昆虫変態図譜」。
今回載録された同書の図版は「豪華版」だそうです。
一部は印刷、一部は羊皮紙にメーリアンや2人の娘たちが手描きしたもの。
だから大胆に拡大された蝶の細部までが実に美しい!
蝶の体を覆う柔らかな毛、羽を覆う無数の鱗粉が丁寧に描かれていることがよーく判ります。
これは確かに「豪華版」です。
どのページの作品も引き込まれます。
もっと良く観察したいと思ったら、ちゃんと次のページに拡大図が載せられていて、思わず「よし!」と声が出ることも。
久しぶりに満足度の高い画集でした。
(おまけ)
メーリアンの生涯や本書の気に入った文書を自分のために記録に残します。
1647年 誕生
1660年 カイコガを観察
1678年 「幼虫のすばらしい変態とそれぞれのエサとなる植物」を発行
1699年 アムステルダムからスリナムへ(2か月もの船旅)
1701年 病気のためアムステルダムに帰る
1705年 「スリナム産昆虫変態図譜」を発行
1711年 亡くなる
・何百年もの間、ヨーロッパの全域で色鮮やかなモルフォ蝶などは「マリア・メーリアンの蝶」と呼ばれていた。
・すばらしい美しさと厳密な正確さ
・長女はスリナムに残り、昆虫採集を続け、母の元に送付した
「マリア・シビラ・メーリアン作品集」という本を鑑賞しました。
昆虫の変態を美しく描いたことで有名なメーリアン女史。
彼女に関する作品集をこれまで何冊か読み、失望したこともありましたが、本書は大当たりでした。
本書の帯のコピーが気に入っています。
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1699年、ドイツ人の画家・昆虫学者のメーリアンは、52歳で南米スリナムに向けて船出した。
虫に魅せられ、昆虫の変態と未知なる動植物の研究に、生涯を捧げた。
その苛烈な人生と南米でのフィールドワークで生まれた、艶やかな植物と蝶の美しい絵画作品集。
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本書の原本は、ジョージ三世が購入した英国ロイヤル・コレクション所蔵の名画です。
これまでも何度も目にしてきた「スリナム産昆虫変態図譜」。
今回載録された同書の図版は「豪華版」だそうです。
一部は印刷、一部は羊皮紙にメーリアンや2人の娘たちが手描きしたもの。
だから大胆に拡大された蝶の細部までが実に美しい!
蝶の体を覆う柔らかな毛、羽を覆う無数の鱗粉が丁寧に描かれていることがよーく判ります。
これは確かに「豪華版」です。
どのページの作品も引き込まれます。
もっと良く観察したいと思ったら、ちゃんと次のページに拡大図が載せられていて、思わず「よし!」と声が出ることも。
久しぶりに満足度の高い画集でした。
(おまけ)
メーリアンの生涯や本書の気に入った文書を自分のために記録に残します。
1647年 誕生
1660年 カイコガを観察
1678年 「幼虫のすばらしい変態とそれぞれのエサとなる植物」を発行
1699年 アムステルダムからスリナムへ(2か月もの船旅)
1701年 病気のためアムステルダムに帰る
1705年 「スリナム産昆虫変態図譜」を発行
1711年 亡くなる
・何百年もの間、ヨーロッパの全域で色鮮やかなモルフォ蝶などは「マリア・メーリアンの蝶」と呼ばれていた。
・すばらしい美しさと厳密な正確さ
・長女はスリナムに残り、昆虫採集を続け、母の元に送付した
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