鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

番外編~電池3兄弟

2011-04-04 12:36:17 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回はお気に入りではなく、電池3兄弟について書きます。

YOMIURIオンラインを読みました。
電力の一大事に燃料電池や太陽電池は頼りにならない!と
書かれていました。
どちらも停電時に使えないとのこと。
省エネ機器として開発されたのでしょうがないか・・・と
半分あきらめ気味でした。

現行の製品はそういう基準で作られていますが、少しの
法律改正で使えるようにできることと、今後は製品の基準を
改めるべきということをいいたいです。

キーワードは停電時モードです。

例えば燃料電池。
起動時に結構電力を食いますが、それさえクリアできれば、
発電している電力で自分の運転を維持することができる
はずです。
つまり、計画停電前に起動しておけば良いということ。
また停電中でも発電機で起動するという手もあります。
あとはこういう使い方を禁止している法律を改正するだけ。
下手したら現行製品だって配線を少し手直しするだけで
停電時に使えるようになるのではないでしょうか?
停電中でも電気とお湯が使えると、気持ちが楽になります。

そして太陽電池。
シャープの太陽光発電システムは停電時に1kWだけ使える
特別なコンセントを標準装備しています。
みなさん平均3KW容量のパネルを設置しますから、天気
さえ良ければ1KWなんて軽い軽い。
YOMIURIさんが調べたメーカーは停電時対応できない
メーカーなのでしょうか?
全メーカーが停電時対応できるように基準を改正すれば
良いのです。
さらにいえば1kWに限定するのではなく、発電したもの
全部が使える方が当然有り難いですが・・・。

さて今回の表題は「電池3兄弟」としました。

燃料電池、太陽電池ときて最後はどんな電池?
答えは蓄電池。
どんなに条件が良くても昼間しか発電できない太陽電池。
でも照明などを考えると夜の電気は必要です。
発電する時間と消費する時間が違う・・・、その間を
取り持つのが蓄電池です。
昼間に充電しておき、夜間に使うことができます。
まだまだ高価ですがすでに実用段階に達しています。

こうして電池3兄弟が電力会社の呪縛から解き放たれ、
停電時モードを搭載することができれば、エネルギー
自立型住宅が完成します。
しかも環境にやさしいというオマケまで付いてきます。

電力供給の安定性が破綻した今、古い基準は捨てて、
もし可能であれば、既存機の停電時使用を許可し
電力不足を補ってはいかがでしょうか?
そして今後の製品は停電時モードを義務付けること。
それには国会が機能し特例法案を出さなくてはなり
ません。
予算のことばかり毎日話し合っていないで、こういう
可能性も早急に話し合い、東北・関東の電力不足を
救って欲しいです。

最後にもうひとつ。
青函トンネルの利用法です。
北海道では電力が余っています。
しかも東北・関東と同じ50Hzが。
海底ケーブルは60kWしか送れないため、すでに
フル送電中です。
海底ケーブルを増やすには漁業者との話し合いが
難題だそうです。
今一度、この窮状を打破するために、漁業者と
話し合うべきです。
電力会社や政府の言うことは聞けなくても、困っている
東北・関東の人々のためなら同意してくれるかも
しれません。
もし漁業に甚大な影響があるので同意できないと
いうことなら、青函トンネルを利用するのです。
青函トンネルは3本のトンネルからできています。
列車が通るトンネル以外の2本に送電ケーブルを
通すのです。
これなら漁業への影響もありません。
ここにもきっと法律の壁があるのでしょうが、
特別措置法で国会議員がその壁を打破するのです。

国会議員のみなさん、電力不足から東北・関東を
救う手立てには以上の様な案もあります。
これらは法律の改正や特別立法で対応できます。
一刻も早く検討してください。
殺人的に暑い夏が到来する前に・・・。

誰に言って良いか分からないのでここに書いてしまい
ました。
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