粋なオヤジになりたくて

♪一日おきにリリースしています。アップされるのは約5ヶ月遅れです。♪

京都居酒屋紀行 - 裏寺町『たつみ』     

2006-12-16 | 京滋阪神居酒屋
 
 昼間からやっている京都の大衆居酒屋の代表的な店が裏寺町にある『たつみ』だ。すぐ近くには例の『静』や『新京極スタンド』もあるロケーションだ。四条河原町のすぐ裏通りなので人通りは絶えることがない。店内は広い立ち飲みカウンター、その奥にテーブル、小上がりと分かれている。小生が訪れたのは14時過ぎだったが、立ち飲みには数人のひとりオヤジが飲んでいたが、奥にあるテーブルに着席。ここにも隣にはひとりオヤジ、奥には京都らしい着物姿の女性が。

 壁には数え切れないほど豊富な種類のメニューが並ぶ。年期の入ったオバサンに梅チューハイと野菜天ぷらを注文。野菜は色々な種類が盛られており、味も素晴らしい。それでいて計690円也と激安。



 となりのひとりオヤジが奥の年配女性のお客と話している。聞けば若い頃は酒豪だったが、このところずっと入院していて、医者からも言われていて、酒は今日が飲み納めだという。まぁ酒飲みの断酒は大変困難だろうから信用はできないが、人生最後の酒を飲むためにこの店を選んだということに少し感動してしまった。

(これにて今回の大阪・京都シリーズは完結です。。。)
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京都音楽喫茶紀行 - ジャズ喫茶『Lush Life』

2006-12-15 | 音楽喫茶紀行
 
 かっての京都にはジャズ喫茶やロック喫茶の名店が沢山あったが、今では数えるほどに減ってしまった。紅葉見物の帰りに出町柳駅前にあるジャズ喫茶『Lush Life』を13時頃訪れる。カウンターのみ8席くらいの小さな店だ。

 開店一番乗りと思ったら既に年配のひとりオヤジがふたりもいた。日課のように開店を待って通っているかのようだ。愛想のよい美人のおかみさんの『コーヒーでよかったですか?』やさしい言葉に促されてホットコーヒー400円也を注文。店にある大型のミルで挽きたてのコーヒーをいただきながら、ジャズを聴く。


(一番奥が後から現れたマスターの指定席だ。壁はLP棚になっている。アリー・アメリカンな椅子がゆったりとした午後のひとときを演出する。リスナーのストイックな姿勢が当時のジャズ喫茶の雰囲気を今に伝える。)

 ジャズのスタンダードの名曲Lush Life とは『豊潤な人生』というような意味らしい。決して日本人が思い描きがちな Rush Life『寿司詰めの通勤人生』などと誤解してはいけない。

 この店はLPにこだわっているようだ。マスターの好みだろうか音楽は小生もあまり聴かない50年以前の録音と思われるものがかかっていた。最初にかかったのは全く自信がないがファッツ・ウォーラー辺りだろうか?次はルイ・アームストロングのようだったようだ。店内に陳列されているジャケットも古いものばかり。ホームページによると今年ダラー・ブランドを呼び寄せたとか。懐かしいふざけた名前だが、もう今では覚えている人も少ないのではないだろうか。


(巨大なスピーカーの上で薄っすらと色着くマッキントッシュの管球アンプ、そして京都の喫茶店ではよく見かけるノスタルジックな赤い業務用コーヒーミル、フジローヤルR440 )

 この店を訪れたのは、拙宅と同じ30年前のスピーカーを使っているから。どんな音で鳴っているのか聴いてみたかったからだ。スピーカーはアルテック620A。パワーアンプは管球のマッキントッシュ、プリアンプも管球のマランツのようだ。どちらも60年代の物のようだ。かかっていたLPがあまりに古いこともあり、音の違いについては断言はできないが、明らかに拙宅とは違う音色だった。

 深煎りで濃い目のコーヒーはうまい。更にオヤジと若手がひとりで来店。どうもここはマスターが自分が気に入ったジャズを聴くためにある店のようだ。したがって自然と私より更に上の世代が集まる。店名からコルトレーンを想像していたが60年代にはとても到達しそうもない雰囲気だった。あと空調システムの空気の流れにのって小生の苦手なタバコの煙が横方向に来てマイッタ。

 久しぶりに商売っ気のない気骨のありそうなジャズ喫茶というものに足を踏み入れたことで遠い昔の学生時代に想いを巡らせれたのであった。いやおそらく商売という位置づけではないだろう。あの横浜の老舗ジャズ喫茶「ちぐさ」も来年1月で店を閉めるそうだ。こちらは老舗だけに常連さんはもっとお年寄りばかりだそうだが、寂しい限りだ。
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京都紅葉紀行 - 『圓光寺』

2006-12-14 | 国内旅行
 
 『曼殊院』から10分ほど一乗寺方面の南へ通ずる道を歩いたところに『圓光寺』はあった。CMでも有名な『詩仙堂』にも近い場所だ。ここは小さめの寺だが夜のライトアップが売りで、ライトアップ時の拝観料金は100円アップのようだ。しかしここは同じ京都といっても山の麓で夜になるとけっこう冷えるだろうなと思う。紅葉も美しいが、その木々の下には既に散ってしまった葉が折り重なって、まさに紅葉のじゅうたんが敷き詰められた美しさ。


 

ここは元々は家康の命で学校として設立され、当時の教科書の印刷に使われた現存する日本最古の木製の活字が陳列されている。



午前中から駆け足だったが京都の紅葉の名所3箇所をまわって、この日の紅葉見学は終了となった。さぁ、再び中心部へ戻ろう。

(遅くなりましたが、これにて京都紅葉紀行は終了です。明日からはブログの模様替えをします。)
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京都グルメ紀行 - 北白川『弁天茶屋』

2006-12-13 | 京滋阪神グルメ
 
ちょうど11時も過ぎて朝から何も食べていないので空腹となり、曼殊院門跡近くの小さな池のほとりにある『弁天茶屋』に10分ほど待って入店できた。靴を脱いで大座敷へと通される。



にしんそばの大盛り1100円也を注文。それに山椒をかけていただく。ここのそばは万人にお勧めできるほど本当にウマイ。一緒に出されるお茶もおいしく感ずる。やはり紅葉もあるのせいかなぁ。(ツユの中に沈んでいますが普通サイズの鰊がちゃんと入っています。)



お店の入り口付近でも(今だと寒いですが)野外でぜんさいやお茶と和菓子をいただくこともできます。

さて腹ごしらえも終えて『曼殊院』から更に歩いて次は『圓光寺』を目指す。
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京都紅葉紀行 - 『曼殊院』

2006-12-12 | 国内旅行
 
 東福寺よりそのまま京阪に乗って、今度は北白川の紅葉の名所を目指す。
先日も訪れた一乗寺で下車、20分程の登りの道をひたすら歩いて『曼殊院(まんじゅいん)』を目指す。『曼殊院』はちょうど今年のJR東海のTVCMで現在まで使われていた紅葉の名所。この辺りは観光バスが入れないので、その分、観光客は少な目だ。

 CMに出てくる門跡の辺りの紅葉が一番素晴らしい。寺の縁側に座って紅葉を眺めているとゆったりとした時の流れを感ずることができる。それにしてもCMの最後で門跡がだんだん空撮になるところはどうやって撮ったんだろうか。

 

中庭からみえる紅葉も恐ろしくキレイだ。

 
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京都紅葉紀行 - 『東福寺』

2006-12-11 | 国内旅行
 
 翌朝は7時頃に目が覚めた。良い酒のおかげでよく眠れたようだ。昨日の写真を整理してさらさらとブログ原稿をまとめておく。いろいろなところをメモも取らずに回って、後になってからブログにまとめるのって、ちょっとコツがいるんですよね。

チェックアウトしてホテルに荷物を預けたまま、京阪三条から京都でイチニを争う紅葉の名所、最も混むと予想される『東福寺』を目指す。

京阪は大阪の淀屋橋と京都の出町柳を結んでいるわけだが、車両に珍しい工夫されていて面白い。写真のように、一車両5つドアだが、うち2つはラッシュ時以外なのか冬場の保温のためなのか、開かずに前にシートがセットされて座席を増やすというユニークなもの。パリのメトロ同様に混雑時以外に使える補助イスのある車両もある。



さて9時過ぎに着いた『東福寺』だが朝一番でも結構混んでいた。とにかく境内が広いだけに紅葉の本数が非常に多いので迫力がある。JR東海のTVCMで予習をしよう。

まず広い境内を見て回った。朝のひんやりした空気が気持ちいい。ここはどの建物も大きいですね。

ここの最大の観光スポットは通天橋と呼ばれる回廊(写真上)で広い境内の紅葉が眼下に一望できます。まさにこの日一番の絶景でした。

(通天橋から眼下に広がる絶景を臨む) 



(まるで珊瑚のような色合いですね。)  (下から通天橋を見上げる) 

東福寺を後にした10時頃、駅からは続々と観光客が押しよせてきました。
このまま京阪で北上して今度は北白川を目指すとしよう。
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京都居酒屋紀行 - 先斗町『五六八』

2006-12-10 | 京滋阪神居酒屋
 
『赤垣屋』のような高レベルの店を出ると、なかなかもう一軒とは行きづらいものだが、せっかくの機会なので先日購入したガイドブック『京都大衆酒場』を片手に次の店を目指す。東京でも地方でも、初めて訪れる店の扉を開けるときがワクワクドキドキする瞬間なんです。

訪れたのは先斗町歌舞練場を北に抜けた人通りの絶えないところに位置する『五六八』。”いろは”ではなく”ごろはち”と読むようだ。入り口にはお茶漬けの店とある。店内は細長いカウンターのみでTVがついている。店は年配の店主とその息子さんだろうか二人で地味にやっている。ここはビールと焼酎がメインのようだ。

まず焼酎のホット生茶割りを注文。『ねぎ入りだし巻き玉子』500円と京都の冬の味『千枚漬け』350円を注文。なるほど、この千枚漬けは〆のお茶漬けに合いそうだ。



壁に貼られた品書きには京都らしいおばんざい(例えばニシンとなすの煮物など)はいろいろありそうだが、それがなければ京都というより地方都市の居酒屋のような素朴な雰囲気が漂っている。親子丼やらおでんやらで既にこちらはお腹が一杯なのが残念。冷静に分析するとそうか、ここはお通しなどがないところは良いのだが、お酒のバリエーションがもっと欲しいところ。計1300円也で今日は下見ということで早々と退散した。

店を出るとすぐ前の鴨川べりで寒さをものともせずに合コンらしき男女学生の団体がひしめいていた。若いっていいなぁ。ついさっきまでいたオヤジの世界とのコントラストにびっくり。寝るだけのためにホテルに戻り、明日のためにぐっすりと就寝。
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京都居酒屋紀行 - 『赤垣屋』

2006-12-09 | 京滋阪神居酒屋
 
 京都で飲食というとどうしても鴨川の西側、木屋町や先斗町あたりを目指してしまいがちだが、鴨川の東側、川端通り沿い二条辺りにある『赤垣屋』も歴史を感じさせる文化財のような行く価値のある居酒屋だ。

 高台寺をあとにして赤垣屋に到着したのは21時過ぎだった。入店するとまぁ予想はしていたが満席状態。ちなみにすぐ近くに飲み屋が無いため、引き下がって立ち去るのは辛い。入り口近くにあるストーブで暖をとって待っていると、店主がL字型のカウンターを詰めて席を作ってくれた。席の両脇がそれぞれカップルだったが、幸いにして(?)うらやましさを感じるほどのことはなかった。


(裸電球のひかりが年期の入った竹の寄木の壁を暖かい色に染める店内の様子。奥には酒樽がのぞく。どうです、こんな状態で画面中央の角に割り込んで座ったわけです。)

 ここを訪れるのは一昨年の夏に続いて二度目だが、今回は季節がらカウンターの内側中央に陣取るおでんが目当て。京都伏見の銘酒、名誉冠(メイヨカン)の樽酒の熱燗を注文。店主はこの混雑のなかで燗のつき具合を客に訪ねるほどの気遣いの細やかさ。おでんはだいこん、たこ、ゴボウ天を注文。たこは食べる前に一口大にカットしてくれる。たこは特にうまかったです。
 

追加の熱燗にじゃがいも、もちいり巾着を注文。関西の薄味のダシがしみる。

 

 時間が進むにつれて客が減り、小生の両脇以外はひとりオヤジばかりだったことが判明。小生を含めて3人になり、店主と東京から来たという『なぎら健一』似のオヤジと紅葉の名所に話がはずんだ。退店時には入り口まで来てご挨拶。ここの店主の気配りと気さくさに、改めてこの店の素晴らしさを再認識した。計2500円也。

 初めてここを訪れる方は京都らしさを味わえるしめ鯖、万願寺唐がらし、鰊と茄子の炊き合わせあたりをお勧めします。どれもおいしいです。

(注)大阪にある立ち飲み屋の『赤垣屋』とは全く別の店ですのでお間違いなく。
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京都紅葉紀行 - 『高台寺』

2006-12-08 | 国内旅行
 
 高台寺は豊臣秀吉の死後、正妻の北の政所ねねが余生を過ごした寺として、現在放映中の『功名が辻』にも登場している。既に20時だというのに大変な混雑ぶりだった。ちなみにライトアップ期間中は21:30までオープンしている。拝観料は600円と昼間より高い。たかが紅葉をライトアップするだけで?という思いはこの後に見事に裏切られることになる。まずは庭園の紅葉のライトアップ。(携帯電話のカメラではこれ以上は無理。)



次に靴を脱いで上がった方丈の渡り廊下より観る、前庭の白砂の敷き詰められた石庭に映し出される回り灯篭のような映像のなんと美しいことか。今年は京都とフィレンツェの姉妹都市締結40周年を記念してフィレンツェに住むイタリア人建築家アンナマリア・テリーノさんをがライティングをデザインしているということです。方丈前にある枯山水の石庭に太陽、月、海をイメージしたオブジェが置かれ、幻想的な光のページェントが繰り広げられている。ライトアップというのはもともと人工的なものだが、そんなことも忘れてしまいそうだ。ひんやりした外気のなかで庭園の白砂と勅使門をスクリーンに、約10分のサイクルで幻想的な映像が繰り返し流されます。「京の奇祭」がテーマだそうです。これはもうスゴイ!のひとこと。



そして中庭にはまるで鏡のような臥龍池の水面にライトアップされた紅葉が鮮やかに映し出される。(一番上の写真は小生の撮影ではありません)これはお年寄りならきっと極楽浄土に見えるに違いないと思うくらい息を呑むケタ違いの美しさだ。

竹林までがライトアップでこの美しさだ。


もうここを観ただけでもうお腹一杯という感じだ。なかなか文章や小生の撮った稚拙な写真だけではお伝えしきれないが、ココだけはぜひ一生に一度は訪れることをお勧めする。

今日はこの余韻にひたすら浸ろう。けっこう寒かったが広い敷地を散策するうちに体も少し暖まった。さてそろそろ酒でも飲むとしようとタクシーに乗り込む。タクシーの運転手さん情報によると晩秋のライトアップというには、寒くなると遠のく観光客を引き止めるために考えだされたアイデアだったそうだが、見事に一番混雑する季節になってしまった。
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京都グルメ紀行 - 東山『ひさご』

2006-12-07 | 京滋阪神グルメ
 今年最後の大仕事も終わり、淀屋橋から二階建て京阪K特急に乗って、19時前には順調に京阪三条に到着。前にも書いたように、この時期の京都の宿を予約するのはとても大変だ。ホテルにさっくりチェックインしてからタクシーで高台寺を目指す。タクシーの運転手さん曰く『この時期は京都の宿が取れずに大阪や大津に戻る方が多いですよ』とのこと。

 19時25分に高台寺付近に到着したが、前から気になっていた19時30分で閉店の『ひさご』へすべり込む。清潔感のただよう店内は全てテーブル席でほぼ満席状態。若い女性の二人連れと相席となる。蕎麦屋だがここの一番の名物は客の7~8割が注文する親子丼。旅行ガイドブックにも紹介されている有名なお店。創業当時はお茶屋への出前がメインだったようだ。といってもお値段は庶民的。一番安いうどんが420円、一番高い天丼でも1260円と庶民的な価格でいただける。小生も親子丼892円也を注文。丹波の地鶏が使われているという玉子は今まで食べた親子丼のなかで最も生に近くトロトロの状態でウマイ。注文時にかけていいかどうか尋ねられた山椒も好き嫌いはあるだろうが小生はいけると思った。これで肌寒い夜の高台寺に行く前に体が暖まり準備完了。



 『ひさご』をでると直ぐ右脇に『石塀小路(いしべこうじ)』に繋がる京都らしい路地があるのを偶然発見。その『石塀小路』の石畳を進んでいくと歩くと両脇にはサバティーニのような高級な隠れ家レストランの灯りが写真のようにぽつぽつと並んでいる。そうここは車が通り抜けできない静かで迷路のような一帯なのだ。

 
(やや入りづらい雰囲気の暗い路地) (ポツポツと潜む隠れ家の粋な灯り)

 そしてこの道はそのまま『ねねの散歩道』(ここも両脇にお店が並ぶ路地です。)に続き高台寺正面に通ずるのであった。かってはこの辺りも全て高台寺だったというからその規模はとてつもなく大きかったようだ。

(おことわり : 今後一週間ほど京都の話題が続きます。)
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大阪グルメ紀行 - 鶴橋『まだん』  

2006-12-06 | 京滋阪神グルメ
 
 鶴橋の二軒目は焼肉店街からはちょっと離れたところにある『まだん』(朝鮮語でひろば=サークル)。ここはホームページによると『美味しんぼ』にも登場したらしい。店内は広くておよそ鶴橋らしくない清潔感でいっぱいです。ここで以前にも紹介したチリトリ鍋をいただいた。(メニューでは韓国風鉄板焼き一人前1480円也)

(写真は二人前を上と横から見た写真。まるでキャンプファイヤーのようだ。)

 

(カセットコンロの上で煮立ってきたチリトリ鍋)


肉はブタ三枚肉以外にハチノスなどのホルモン類が入っている。〆に雑炊セット一人前520円を注文。ご飯にはキムチともやしがのっている。



雑炊にするとゴハンがスープを吸って増大すると共に一気に辛くなった。二人でも雑炊は完食できず。これでも本場韓国に比べたら全然辛くないとオネエサンはいう。

 ちなみにこのお店は若くて可愛い在日のオネエサン揃いで、オヤジにはそちらもたまりません。ついつい構って欲しくて『火加減大丈夫でしょうか』なんて声をかけてしまいます。またここには怪しいマッコリ系オリジナル・カクテルがいろいろあります。今回は青りんごサワー380円でしたが今度はそれに挑戦して見たいです。二人で丁度五千円ほどでした。
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大阪グルメ紀行 - 鶴橋『空』ふたたび 

2006-12-05 | 京滋阪神グルメ
 
 大阪でのお仕事の前日にコリアンタウン鶴橋に向かった。
まず一軒目は前回にも行ったことのある『空』だ。平日にもかかわらず2組ほど並んでいた。ふと気がつくと小生の待っている脇では店の前の道路にかがんで(いっそ座ってしまえばいいのに)何かを食べている二人組みを発見。並んで待ちきれなかったのだろうか、あるいは路上生活に慣れているのだろうか。この状況で店のひとが料理を運んでくることにビックリ。



10分ほどで入店。まずレモンハイとキムチを注文。何でもない飲み物がウマイ。肉はハラミ、ハツ、ハチノス、アカセンを注文。ここは1人前が少量で安いので色々食べられる。注文した肉は全てを一緒にタレでかきまぜて出される。ここのハラミ(600円で厚切り4切れ)はなかなかウマイ。ハチノスもタレの味がしみ込んで絶品。追加でハラミ、レバーにウメサワーをいただく。



ここの〆にはどうも名物の私×元気(アキレス・スープ)がよさそうだど次回来店を誓ったのであった。さて、もう一軒いこう!
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三代目おけいはん

2006-12-04 | テレビ番組、気になるCM
 
 大阪から京都へ移動するための鉄道はJR、阪急、京阪と3社が競合しているわけです。このうち小生のように京都の居酒屋を目指すのに都合が良いのは阪急と京阪です。阪急は西院や四条を通りますし、京阪は三条以北へ行く時に便利です。

 ところで『おけいはん』ってご存知でしょうか?
「京阪のる人、おけいはん。」関西では普段、京阪電車や京阪ユーザーのことをおけいはん」・「お京阪」と呼んでいるらしい。ここで取り上げる『おけいはん』は京阪電車の若い美人のイメージ・キャラです。ちゃんとホームページまであります。この美人キャラが駅のポスターやTVCMで登場して最近なら秋の紅葉を観に京都へどうぞとプロモーションをしているわけです。実は最近までは二代目で中学校の先生『京橋けい子』(上の写真)という設定だったそうですが、三代目が新しく音大生『森小路けい子』(下の写真)という設定でつい最近登場しました。まだホームページにも登場していないそのデビュー・ポスターを一乗寺駅ホームで発見しました。盗難防止策でしょうか、完全にロックされたガラスケースに入っています。反射しないように撮影するので苦労しましたが、ちょっと大写しにしてみました。



鴨川らしき河原でバイオリンを持っている姿にはいかにも裕福そうなお嬢様の雰囲気が出ていますね。スカートやカーディガンも清楚な雰囲気がでています。のだめの影響か音大生という設定なので、おそらく三代目を第三楽章と表現しているものと思われます。おそらく関西では『おけいはん』は絶大な人気があるものと思われます。

一代目のTVCMと二代目のTVCMを観てみよう。いかにも関西ローカルらしい親しみやすいキャラですね。はたして伊東美咲のような雰囲気の三代目はどんなTVCMになるのか、セリフ無しの方が効果的なような気もしますが、情報によるとなんと自称ナニワのモーツァルトのキダタロー氏と競演しているようです。東京からでもホームページを通して観ることができますので今から楽しみにしております。

(追記)
おけいはんのホームページは三代目に向けて大幅入れ替えをするようで11日アップ予定となっていました。なおWikipediaまであってビックリしました。



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駅弁グルメ紀行 - 八戸『大間のマグロづけ炙り丼』 

2006-12-03 | 全国駅弁グルメ
 
 昼から大阪出張に行くので、昼食にどこか地方の有名駅弁でもと東京駅構内の一角にできた『東京エキッチン』で眺めていたところ、八戸駅吉田屋が昨年から始めた『大間のマグロづけ炙り丼』という駅弁を発見し、買い求めた。なんせまぐろの漁獲高削減で来年は値上がり必須といわれているマグロの超有名ブランドだけに期待が高まる。こんな駅弁があること自体に感激。写真では判りにくいが、大きさはちょっと小さめです。大きなマグロの写真がデンとあるだけのパッケージデザインでは中はよくわかりませんでしたが、車内で開けてみるとこんな感じで、炙りとづけの良い色合いはなかなかです。余分なものは入っていません。まぐろの食べ納めかもしれないとよく味わっておいしくいただきました。しかしまるで中トロでも入っているかような錯覚さえ感ずる1680円也の価格設定はちと高かったかな。(もちろん2000円以上の豪華弁当も東京駅には探せばあるわけですが。。。)少なくとも価格ではこの駅弁コーナーの王様。



 今回は新幹線のエキスプレス・カードのアップグレードを使ってグリーン車に乗車。こんな機会も少ないので、奇妙な貧乏性?が働いて、できるだけ途中停車をしてゆっくり走る不人気の『ひかり』をチョイスした。乗るとお弁当を食べるタイミングでおねえさんがお絞りを持ってきてくれた。食べ終わるとゴミまで捨ててくれてとても楽チン。人がまばらの車内と部厚いシートに爆睡したのでありました。
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東京グルメ紀行 - 表参道『やんも』 

2006-12-02 | 首都圏グルメ
 
 発表会後に初となるピアノ・レッスンの前に腹ごしらえをするため、表参道の裏通りの地下にある『やんも』へランチタイムに入店した。『やんも』は伊豆の魚介をいただけるお店。高級感あふれる店内は地下とは思えないほど広く、テーブル、小上がり、カウンターとある。カウンターに案内され着席。本日のランチのなかから、この店で一番人気という『さばの塩焼き定食』1050円也を注文。そういえば、若いころに会社の旅行で伊豆で乗合い船で釣りをしてサバを釣ったことがあった。あまりにたくさん釣れてビックリだった想い出がある。

 あらかじめセットされている花びらを模った形状のお膳も、竹でできた箸も箸休めも高級なものばかり。10分ほどで、料理が運ばれてきた。さばは小さ目が2切れとやや物足りないが、外がパリっと中がふっくらと焼きあがっていてさすがにうまい。ごはんもうまい。茄子の味噌汁も上品な味わい。あっさり味のオカラの小鉢と香の物がつく。



なおごはんはお願いすればお代わり可能。まぁ、ライバルの多いこの辺りの地域で、この店でこの値段は頑張っていると思う。さすが高級店らしく接客も丁寧で問題無し。次回は『黒むつ柚香焼』か『めぬけ鯛味噌漬焼』あたりをいただきたいと思ったのでありました。
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