道後温泉をあとに、伊予鉄を途中下車。松山では繁華街の二番町の裏手にある『仁平(じんぺい)』は庶民的というよりほんの少し高級な雰囲気の居酒屋。入り口で靴を脱いでカウンターに座ると、先客の地元の二人オヤジが熱談中。二階の座敷では宴会が行われている模様。やっぱり最初はもしあればと決めていた刺身盛り1800円也を注文。ビールの後は地元の酒『雪雀』の吟醸生貯蔵を注文。
(ビールにお通しのイカの煮付け)
(カウンターの長いネタケースにずらっと並ぶ瀬戸内の魚と氷。奥では焼き魚の煙が。)
(刺身の盛り合わせにはカボスが。練りわさびはちょっと残念。)
入店したのは17時40分過ぎだったが、東京への最終便が19時10分なのでここにいられるには18時30分位までと予想していた。ところがご主人が二階への宴会への料理の準備が忙しくて、小生が追加注文したものは時間がかかりそう。最初に時間がないと話しておけばよかったのだが、事情を話して先にお勘定だけお願いした。
するとカウンターにいたオヤジ客が声をかけてきた。「学会ですか?」そう声をかけられることが時々あるのだが大学教授か医師にでも見えるのかなぁ。実はふたりはタクシー運転手で事情を察してラッキーにもタクシー仲間を呼んでくれるという。タクシーが店の前に来たのが18時40分だったが55分には空港に到着して、離陸15分前に滑り込みで間に合った。あわただしかったが地方の暖かさにも触れたような良い旅になった。
(型のいいキスの塩焼き)
(時間に追われて最初に写真を取り忘れたジューシーな長なす)
(寸評)
○ カウンターケースに並ぶ多数の瀬戸内の魚と質の高い料理
○ 落ち着いた雰囲気の店内
○ 自称19歳の愛嬌のあるアルバイト?の女の子
△ 店の雰囲気に合わない安っぽく感じる有線が流れる店内
△ お料理はメニューに値段が明記されているのに、お酒は値段が不明な点
△ メニューにはない極上の隠れネタがある点。ボードに書くとか最初に教えてネ
計6100円也。
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