粋なオヤジになりたくて

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東京グルメ紀行 - 神保町『新世界菜館』

2007-10-26 | 首都圏グルメ
 
 久々に会社帰りに神保町をぶらついた。目的はアウトドア用品店巡りだったのだが、その話は後ほどすることにして、夕食に上海蟹で有名な『新世界菜館』にはいってみた。新世界とは上海の旧外国人居留地のことだろう。一見高そうな店構えだが、入ってみると少なくとも一階は極めて庶民的であることがわかる。全てテーブル席でひとりではやや入りにくいのだが、一人客が小生以外に二人いた。

 まずは生ビールをいただく。ここには中国のお漬物がなかったのは残念。メニューのなかから『排骨飯』を注文。地方から就職して首都圏にやってきた小生が『排骨』なるものを初めて食べたのは横浜に移り住んだ頃。街角のカウンターのみの中華料理店でシューマイや排骨がいただけたのはやはり横浜という土地柄からか。



 ただし排骨(パーコー)とは豚肉に衣をつけて高温で揚げたものだと思っていた。しかしその豚肉は正式にはスペアリブの部分でないといけない。つまり排骨とは骨がない状態ではなく、骨を除いて食べるような状態を指すようだ。

 そういう意味では『新世界菜館』では正統派的な排骨がいただける。骨はほとんどないのだが、口にガリっと感じる骨の小片が一応入っている。味付けは五香粉が効いていて中国的である。しかもここのは野菜のあんかけになっている。分厚く切られた椎茸や袋茸がアツアツのあんの状態でかかっていた。

 壁の張り紙にはこの店を有名にしている上海蟹が書かれている。『上海蟹ってもうやってるんですか』と聞くと『はい、ちょうど今日から始めました。』という返事。一階の客は誰も食べていなかったが、しまった食べる前に聞けばよかったという顔をして店を後にした。でもすぐに再訪して食べに来たいなぁ。いやいっそ上海に行って食べたい。上海-羽田間も開始されて期待は高まるばかり。。。



計1850円也。
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