
東芝製のドラム式洗濯機が買ってから5年たたないうちに乾燥のステップでエラー停止するので修理サービスを依頼した。まず表示されるエラーコードEH8は取扱説明書には出ていない。ネットで調べると庫内が高温になりすぎて安全のために切れているようだ。サービスマン氏は代替部品を持って到着。作業は約2時間かかりますとの回答。全く見もしないでわかるということはよくあるトラブルなんだね。
話を聞くと、洗濯物から出る糸くずが少しずつ溜まって、ついには排気口をふさいでしまうということらしい。これを防ぐには月一回クリーンと称する空運転を実施して糸くずを水で流してしまう必要があるらしい。利用者の立場からすると溜まった糸くずなんて自分の手で適時取り除くことができるような製品が良いわけだが。
さてまず洗濯機を修理するため前面に移動しないといけないわけだが、これが大人二人がかりでどうにか動かせる感じ。おいおい、だったら一人で来るなよ。奥さんひとりのご家庭だったらどうする気?次に修理の様子を見ていると、おいおい洗濯機を分解する気かいというくらいにバラバラにするレベル。これでは時間もかかるし手順も複雑で熟練したサービスマンでないと修理できないだろうなぁ。製品元々の設計も悪かったと考えざるを得ない。ちなみにこの洗濯機は以前に新品で買った別の機種がよくカタカタいう異音がするトラブルがあって電話したところ、クレームもしていないのにいきなり新機種に交換となったいきさつがある。どうやら放置しておくと発火など大問題が起こる恐れがあるためにコッソリ交換したようだ。


さて内部の様子はあちこちにこびりついて固まってしまった糸くずだらけ。糸くずが完全に排気口をふさいでいる。糸くずを取り除くだけでも大変そうなので掃除機を持ってきて手伝いました。排気口部分の部品を(きっと問題が発覚した後で)設計変更した交換部品に付け替えて、部品代も含めてしめて26、000円程度。
これってユーザーには反発されそうな類のトラブルですね。設計ミスだろうから修理代は払わないとか、もう二度と東芝は買わないという客がたくさんいそうです。ところで洗濯機の平均寿命は技術革新もあるだろうに7年だそうです。ウチは平均的な使用頻度だと思いますが、今回修理にお金をかけたからにはさらに最低でも5年は使いたいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます