世界をスケッチ旅行してまわりたい絵描きの卵の備忘録と雑記
魔法の絨毯 -美術館めぐりとスケッチ旅行-
動物園へ行こう-豊橋編(続)
面白かったのが、お猿のデッキ。高さのある檻の中間くらいにデッキがあって、そこから猿を観察できるようになっている。猿のほうでもこのデッキまで登ってくる。
動物園の動物って、暇だから、お腹が空いてなくて眠くもないときには、こちらが眼を見てジェスチャーすれば、芸を返してくれる。で、相棒の懸命のジェスチャーに応じて、小猿が何度も飛びかかってきてくれた。
中央には大きな池があって、野鳥が飛来する。白鳥も放し飼いされている。それと、なぜかペリカンがいる。
その日は寒かったので、水鳥たちはみんな、陽の当たる側に固まって浮いている。そんなに寒いなら、水から揚がればいいのにね。
猿山の日本猿たちも、同じく陽の当たる側に一列になって、丸まって座っている。……動物って、単純だよね。
私もお気に入りの、人気者のペンギン。あのユニークな体型にユーモラスな仕種。
日本ではポピュラーなフンボルトペンギン。ビュン! と素早く動くものに、咄嗟に反応する習性があるらしい。相棒がガラス越しに、ビュン! と指を動かすと、フンボルトペンギンってば、くちばしの先をガラスにくっつけて、相棒の指を追いかけてグリン! グリン! と顔をあっちに向けたりこっちに向けたりする。
ビュンビュンやりながら、二人でケタケタ笑っていると、隣りでそれを見ていた女の子も、ペンギンを面白がってケタケタ笑う。で、私たちがそこを退くと、女の子は真似をして、今度は自分が、ペンギンをあっちに向かせたりこっちに向かせたりしてみる。
……大きくなっても、ペンギンを愉快に思う気持ちを忘れないでおくれ。
To be continued...
画像は、のんほいパーク、ワオキツネザル。
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