チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

母のサポート

2019年07月30日 | ヒロシ
母のサポートデイでした。
実は、ヒロシが亡くなってから、母はパニック状態になっていて、ますます体力が落ちてしまったのだ。
「ヒロシさんに、あんなにお世話になったのに私は何にもできなくて、申し訳なくて、情けなくて・・・」を繰り返す。
そうなのだ。
ヒロシは、父が癌で入院する時、私に代わって実家に駆けつけ、準備物を整え、入院の手配までやってくれた。
母の通院も、仕事を持っていた私や弟に代わり、連れて行ってくれた。
母が言うには、ただ連れて行ってくれるのではなく、心配りがあるのだそうな。
それは、たぶんヒロシ自身も病人だから、こうしたらラクということが分かっていたのだと思う。
それから、母がやらなくていいと言ったのだが、実家の坂道に手すりを付けてくれた。
熱中症が心配だからと、エアコンの取り付けを勧めてくれた。
耳が遠くなった母を補聴器屋さんに連れて行ってくれた。(これだけは母が購入をOKしなかったのだが)
私には内緒で、母に車いすをプレゼントしてくれた。(それも、私でも持ち上げられる軽量タイプのもの)
そして、いずれ坂道の上り下りが出来なくなることを見越して、実家の坂を上ることができる軽自動車ハスラーを購入したのだ。
ヒロシがやってくれたことすべてが、今、母のために役立っている。

それは母のためでもあり、同時に私への思いやりであったろうと思う。

21日、25日、そして今日と3回訪問したが、母は幾分落ち着きを取り戻してきた。
今、母に倒れられたら、私も対応できないと思う。




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