チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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我が家の紅葉

2020年10月18日 | 介護
母が居る間は、季節の移り変わりを感じるゆとりもなかったみたいです。
我が家でも紅葉が見られるんですよ。写真は、お向かいさんのお庭から飛んできて芽を出し成長した山椒です。(私は植えてませんから😏 )こんな風に紅葉するんですね。

こちらは紅葉したトレニア。でも、みすぼらしくなってきたのでそろそろ片付けねば・・・

母がケアハウスへ入居して、私は少しのんびりできるかと思っていたら、翌日スタッフさんから電話がかかってきました。
枕が高い、マットレスが固いと言ってるので、今まで使用していたものを持ってきてもらえませんか?と。
え~っ!干してから持っていきたいのだけれど・・・合わないと辛いよね~
ということで、翌日も施設へ行く羽目になりました。
そこで、面会できないと思っていた母に会うことができました。
母は、近しい親戚へ施設に入居したことを知らせてくれたかと心配していたのです。
弟が昨日のうちに知らせたよ。と言うと安心した様子。
そして、同じユニットに知っている人が3~4人居るのだと言います。
(10人中3~4人は高い確率だ。地元を優先的に入居させているのかもしれない)

母:ヨシエちゃんは、わだしのごどわがったよ。
サキちゃんは、認知症でわだしのごど判んねがったげんちょも話はでぎだ。
もう一人は、名前は分がんねげんちょも顔は判る人。
てっちゃんにはびっくりした。認知症がひどくて、何言っても分がんねの。
こうして(母は机の上で鍵盤を弾くような仕草をした)手を動かしてばっかりいるの。てっちゃん!てつ子さん。
あんな風になってるなんて、ほんとにおどろいだ。
私:ああ、てつ子さん! きれいな人だったね。そうなのね。
たぶんピアノかオルガンでも弾いてるんじゃないの?
(たしか、てつ子さんは中学校の先生の奥さんで、長年、婦人会長などをやっていた知識人だ。その人が認知症を患っているのでおどろいたのでしょう)

誰しも認知症にはなりたくないけれど、認知症になる人とならない人、どこが違うのかしら?
私は人が長生きし過ぎているのだと思う。


名残惜しむように陽に当たるカエル。この夏、ずっと我が家に棲んでいた。
命あるものを愛おしく感じる。
(なんか、今日はうまく書けないです まとまりがなくてごめんなさい)