チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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自由葬

2019年07月25日 | ヒロシ
24日は、神道では十日祭にあたる。
しかし、我が家は無宗教なので特別なことはしなかった。
私たち夫婦は、どんなお葬式をするか、お墓はどうするかをすでに決めていた。
お葬式は、神主も僧侶も依頼しない献花のみ。
お墓は墓石を必要としない樹木葬。
ヒロシは「俺の骨は海にばらまいてくれ」と言っていたが、それでは家族は納得しても親族、特に義兄は納得できないだろうから、お参りができる樹木葬にすることにした。
そして、このことを事前に義兄に伝えておくよう、私はお願いしたのだ。
亡くなって葬儀の時に、いきなり言われても納得できないと思うからだった。
ヒロシは一年前の心肺停止から復活したその直後に、その話を義兄に伝えていてくれた。
葬儀は、参列者の献花にて執り行われた。
それに、2年前の父の葬儀の経験が役立った。