元・副会長のCinema Days

映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

音楽ストリーミングサービスの導入を検討してみる。

2023-01-20 06:20:45 | プア・オーディオへの招待
 去る1月13日、音楽配信サイトe-onkyoの運営元であるXandrie(ザンドリエ) Japanは、2023年度後半にストリーミングサービスをフランス発のハイレゾ音楽配信キャリアQobuz(クーバス)へ移行することを発表した。実現すれば、国内外の約9000万曲がハイレゾ仕様で商品ラインナップとなるという。

 元よりXandrieはQobuzの関連会社であり、今回明らかにした施策は2021年から準備していたらしい。もう一つの世界的サブスクリプション大手TIDAL(タイダル)の日本での正式サービス開始が未定である現在、音楽ファンにとっては耳寄りなニュースになりそうだ。しかもJ-POPの音源も豊富なe-onkyoとの提携は、上手くいけば多くの国内ユーザーを獲得できるかもしれない。



 今のところ、ハッキリとした運用開始時期は確定しておらず、新たな料金体系も明示されていないが、条件次第では私も導入を検討したいと思っている。理由は、最近パッケージメディアの収納スペース確保が厳しくなってきたからだ。LPレコードはあと数十枚しか増やせないし、CD保管棚も満杯になりつつある。あまり聴かないディスクは適宜処分するとしても、いずれは限界に達する。対してストリーミングサービスを利用すれば、その心配は無い。

 もっとも、私は以前ハイレゾ音源のネット配信についてネガティヴな意見を表明したことがあったが(苦笑)、あれは10年近く前の話。あれからPCオーディオに関するイノベーションは進んだらしく、総合音楽再生ソフトもRoonのような優れモノがリリースされてきた。取り入れるだけの環境は揃ってきたと言える。

 しかしながら、導入にはまとまった資金は必要だ。まず、パソコンはもう一台欲しい(在宅勤務用の予備機を兼ねる)。DACの更改も必要になってくるかもしれないし、Roonのライセンス料もバカにならないだろう。調子に乗ってスピーカー等の買い替えまで考えるようになったら、泥沼にハマりそうである。物事、そう上手くはいかないものだ(^^;)。

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