2014年の個人的な映画ベストテンを選出してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/30/10d26d5c85367c860a299f4c292738ab.jpg)
日本映画の部
第一位 そこのみにて光輝く
第二位 こっぱみじん
第三位 福福荘の福ちゃん
第四位 日々ロック
第五位 百円の恋
第六位 小さいおうち
第七位 夢は牛のお医者さん
第八位 ぼくたちの家族
第九位 WOOD JOB! 神去なあなあ日常
第十位 ジャッジ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/2e/d2f83af99673f96055988751334dc24e.jpg)
外国映画の部
第一位 罪の手ざわり
第二位 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
第三位 ダラス・バイヤーズ・クラブ
第四位 インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
第五位 her 世界でひとつの彼女
第六位 ぼくを探しに
第七位 ブルージャスミン
第八位 キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
第九位 郊遊 ピクニック
第十位 マダム・イン・ニューヨーク
なお、以下の通り各賞も勝手に選んでみた。まずは邦画の部。
監督:呉美保(そこのみにて光輝く)
脚本:藤田容介(福福荘の福ちゃん)
主演男優:綾野剛(そこのみにて光輝く)
主演女優:大島美幸(福福荘の福ちゃん)
助演男優:坂田聡(百円の恋)
助演女優:黒木華(小さいおうち)
音楽:ジム・オルーク(私の男)
撮影:飯岡聖英(こっぱみじん)
新人:門脇麦(シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸)
次に、洋画の部。
監督:アレクサンダー・ペイン(ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅)
脚本:ジャ・ジャンクー(罪の手ざわり)
主演男優:ランビール・カプール(バルフィ!人生に唄えば)
主演女優:シュリデヴィ(マダム・イン・ニューヨーク)
助演男優:ジャレッド・レト(ダラス・バイヤーズ・クラブ)
助演女優:ヘレン・ハント(セッションズ)
音楽:クリストフ・ベック(アナと雪の女王)
撮影:フェドン・パパマイケル(ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅)
新人:ブリット・マーリング(ザ・イースト)
さて、以下はついでに選んだワーストテンである(笑)。
邦画ワースト
1.舞妓はレディ
粗悪な脚本、大根演技、ポンコツ演出と三拍子揃った救いようのない駄作。ミュージカル仕立てなのに作り手に音楽センスがゼロという惨状で、存在価値は皆無。
2.紙の月
3.渇き。
4.TOKYO TRIBE
5.蜩ノ記
6.超高速!参勤交代
7.白ゆき姫殺人事件
8.小野寺の弟・小野寺の姉
9.春を背負って
10.青天の霹靂
洋画ワースト
1.それでも夜は明ける
題名とは裏腹に、ちっとも“夜は明けない”モヤモヤした展開に終始。どうしてこの程度の映画がアカデミー賞を取れたのか、理解不能である。
2.ウルフ・オブ・ウォールストリート
3.アデル、ブルーは熱い色
4.6才のボクが、大人になるまで。
5.アクト・オブ・キリング
6.エレニの帰郷
7.チョコレートドーナツ
8.ダイバージェント
9.トランセンデンス
10.エージェント:ライアン
日本映画の企画力の貧困ぶりはどうしようもない。そこそこ名の知れた漫画やお手軽な読み物の映画化、あるいはテレビ番組の拡大版ばかりが目に付く。そこそこ客は入るのだろうが、明らかに“守り”のマーケティングでしかなく、作っていて何が楽しいのかと思ってしまう。中長期的な視点を欠いた運営では、ジリ貧になるのも仕方が無い。
外国映画に関してはあまりコメントすることは無いが、インド映画の再評価は印象に残った。アメリカ映画一辺倒の興行も、少しは考え直す余地があるとは思う。
2014年は高倉健や菅原文太などの大物が相次いで世を去ったが、あらためて彼らの存在の大きさを感じずにはいられない。機会があれば、旧作を再チェックしてみたいものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/30/10d26d5c85367c860a299f4c292738ab.jpg)
日本映画の部
第一位 そこのみにて光輝く
第二位 こっぱみじん
第三位 福福荘の福ちゃん
第四位 日々ロック
第五位 百円の恋
第六位 小さいおうち
第七位 夢は牛のお医者さん
第八位 ぼくたちの家族
第九位 WOOD JOB! 神去なあなあ日常
第十位 ジャッジ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/2e/d2f83af99673f96055988751334dc24e.jpg)
外国映画の部
第一位 罪の手ざわり
第二位 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
第三位 ダラス・バイヤーズ・クラブ
第四位 インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
第五位 her 世界でひとつの彼女
第六位 ぼくを探しに
第七位 ブルージャスミン
第八位 キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
第九位 郊遊 ピクニック
第十位 マダム・イン・ニューヨーク
なお、以下の通り各賞も勝手に選んでみた。まずは邦画の部。
監督:呉美保(そこのみにて光輝く)
脚本:藤田容介(福福荘の福ちゃん)
主演男優:綾野剛(そこのみにて光輝く)
主演女優:大島美幸(福福荘の福ちゃん)
助演男優:坂田聡(百円の恋)
助演女優:黒木華(小さいおうち)
音楽:ジム・オルーク(私の男)
撮影:飯岡聖英(こっぱみじん)
新人:門脇麦(シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸)
次に、洋画の部。
監督:アレクサンダー・ペイン(ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅)
脚本:ジャ・ジャンクー(罪の手ざわり)
主演男優:ランビール・カプール(バルフィ!人生に唄えば)
主演女優:シュリデヴィ(マダム・イン・ニューヨーク)
助演男優:ジャレッド・レト(ダラス・バイヤーズ・クラブ)
助演女優:ヘレン・ハント(セッションズ)
音楽:クリストフ・ベック(アナと雪の女王)
撮影:フェドン・パパマイケル(ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅)
新人:ブリット・マーリング(ザ・イースト)
さて、以下はついでに選んだワーストテンである(笑)。
邦画ワースト
1.舞妓はレディ
粗悪な脚本、大根演技、ポンコツ演出と三拍子揃った救いようのない駄作。ミュージカル仕立てなのに作り手に音楽センスがゼロという惨状で、存在価値は皆無。
2.紙の月
3.渇き。
4.TOKYO TRIBE
5.蜩ノ記
6.超高速!参勤交代
7.白ゆき姫殺人事件
8.小野寺の弟・小野寺の姉
9.春を背負って
10.青天の霹靂
洋画ワースト
1.それでも夜は明ける
題名とは裏腹に、ちっとも“夜は明けない”モヤモヤした展開に終始。どうしてこの程度の映画がアカデミー賞を取れたのか、理解不能である。
2.ウルフ・オブ・ウォールストリート
3.アデル、ブルーは熱い色
4.6才のボクが、大人になるまで。
5.アクト・オブ・キリング
6.エレニの帰郷
7.チョコレートドーナツ
8.ダイバージェント
9.トランセンデンス
10.エージェント:ライアン
日本映画の企画力の貧困ぶりはどうしようもない。そこそこ名の知れた漫画やお手軽な読み物の映画化、あるいはテレビ番組の拡大版ばかりが目に付く。そこそこ客は入るのだろうが、明らかに“守り”のマーケティングでしかなく、作っていて何が楽しいのかと思ってしまう。中長期的な視点を欠いた運営では、ジリ貧になるのも仕方が無い。
外国映画に関してはあまりコメントすることは無いが、インド映画の再評価は印象に残った。アメリカ映画一辺倒の興行も、少しは考え直す余地があるとは思う。
2014年は高倉健や菅原文太などの大物が相次いで世を去ったが、あらためて彼らの存在の大きさを感じずにはいられない。機会があれば、旧作を再チェックしてみたいものだ。