2013年11月2日、3日に開催された「日本鉄道模型ショウ」の16番模型の展示を紹介してみたい。
数が多いので、3回に分けている。
天賞堂
天賞堂は、最近発売された新製品と発売予定品の展示をしていた。
まずは、発売中の車両だ。
プラスティック製品とカンタム・システム搭載のダイキャスト車両を並べていた。
(プラスティック製品とダイキャスト製品)
EH10形電気機関車など、管理人も入手済みのアイテムもあった。
高額な真鍮製品も展示されている。
(真鍮製EF62)
そして発売予定品は、まずは真鍮製のC62だ。
(真鍮製C62)
真鍮製のC62は、カンタム・システム搭載との案内であった。
さすがに手馴れた感じで、天賞堂らしいC62である。
プラスティック製品の注目は、カンタム・システム搭載の キハ58系だ。
(カンタム・システム搭載のキハ58系)
未塗装の状態ではあるが、非冷房車のサンプル展示があるのが気になるところだ。
すでにプラスティック製の キハ58 は、KATOから発売されているが、KATO製品には非冷房車の設定は無い。
管理人は、天賞堂の気動車では キハ52 で13mmゲージへの改軌実績があるので、キハ58 も改軌前提での導入となりそうだ。
ダイキャスト製品は、こちらもカンタム・システム搭載の EF64形直流電気機関車が近く発売の予定である。
(カンタム・システム搭載のEF64)
天賞堂のプラスティック製品やダイキャスト製品も続々と数を増やしている。
でんてつ工房
2013年に、115系0番台湘南色でプラスティック製品に参入した でんてつ工房は、115系のシリーズ展開をしていくようだ。
真鍮製品の京急1500形と並べての展示である。
(プラスティック製の115系と真鍮製の京急1500形)
115系では、中央東線で活躍した低屋根800番台スカ色車のサンプルが展示されていた。
(115系800番台スカ色)
管理人は、湘南色の現行製品から改造する気でいたのだが、製品化されるのならば無駄な労力はしないことにしよう。
素直に製品を購入して、最小限の加工で愉しみたいと思う。
(発表された115系の製品展開)
湘南色にも製品の追加があるようで、なかなか楽しみである。
アクラス
D-Craft アクラス は、以前から製品化予定であった80系電車のサンプル品が展示されていた。
(3Dプリンターで成形したテストサンプルの80系)
系列のショップ、ディーピーから特製品としてEF64の色替え品が発売されていた。
(EF64特製品の販売)
80系はキットとしての発売に落ち着いたようであるが、もちろん入手したい形式であり、発売が待ち遠しい製品の一つだ。
ほかに、サウンドにも力を入れていて、アクラス製品を始めとしたプラスティックの既製品にサウンド加工を行う旨の案内が掲示されていた。
トラムウェイ(製品化発表)
トラムウェイは新製品の展示は少なく、その代わりに発売予定品の発表があった。
まずは、国鉄DD14形ディーゼル機関車で、現在も機会は少ないながら信越本線で活躍する除雪用の機関車だ。
300番台を基本にモーターの有無などで幾つかの作りわけを行うようだ。
また、蒸気機関車は8620形が製品化される予定だ。
これも様々な線区で活躍し、いろいろなバージョンがあるのでプロトタイプの選択は難しい機関車だろう。
(DD16-300番台予定)
トラムウェイのホームページで既に発表されていた製品では、DD16-300番台があるが、DD16 3~14 も再生産されるとのこと。
(EF70形交流電気機関車)
電気機関車は、交流のEF70の1次型が発表された。
(つづく)
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