( リニューアル発売されたクモハ53007を含む2両セット )
KATOからNゲージ鉄道模型の飯田線シリーズ旧形国電が発売されました。
( パッケージ )
今回のラインナップは、飯田線旧形国電シリーズのトップを切ったクモハ53007のリニューアル製品です。
( 付属パーツはジャンパー栓のみとシンプル )
クモハ53007とペアを組むクハ68400は、初の製品化になります。
( クモハ53007 )
クモハ53007はリニューアルに伴い、前回製品では塞がれていた前面運行灯窓が実車に倣い開いた状態になりました。
( クハ68400 )
最晩年にクモハ53007と組んでいたのがクハ68400であり、今回は嬉しい製品化です。
飯田線から流電クモハ52形が去った1978年、整理されてほぼ固定化された編成ではクモハ53007の相手はトイレ無のクハ68042でした。
そのため、運用が制限されて張り上げ屋根の美しい顔が先頭になる機会は稀でした。
その後、クハ68400に組み換えられてクモハ53007が先頭に立つ機会が増えたことを喜んだ旧国ファンも多かったようです。
( クモハ53007とクハ68400の編成 )
1978年以前も伊那松島機関区所属であった2両は、編成を組んでいた時期もあったので、前面窓のHゴム化などの形態差はありますが年代は幅広く楽しめそうです。
( クハ68は飯田線ではポピュラーな形式 )
レールに乗せて試運転するととてもスムースに動き出しました。
安定した性能はまったく心配がありません。
( クハ68400とクモハ53007 )
今後もリニューアルを含めた製品展開があるのか、気になるところです。