〔 GySEV 1116 065 : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
"Taurus"を先頭に客車列車を連ねるのは、ウィーンからフィラッハへ向かうインターシティ(IC)と呼ばれる特急列車です。
オーストリア国内を走る特急列車ですが、GySEVが運営する機関車にオーストリア連邦鉄道とハンガリー国鉄の客車混成の編成です。
ホームの反対側へ回り、客車列車を撮影してみました。
〔 ÖBB 70 81 20-94 039 Bmpz : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
〔 ÖBB 70 81 20-94 019 Bmpz : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
前3両はオーストリア連邦鉄道(ÖBB)の2等車です。
〔 MÁV 61 55 21-91 110 Bmz : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
ÖBB の客車に続き、後部にはハンガリー国鉄(MÁV)の2等車が連結されています。
この車両はコンパートメントタイプでした。
〔 MÁV 61 55 21-91 107 Bmz : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
青色の2等車は2両が続きます。
〔 MÁV 61 55 88-71 002 WRbumz : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
特急列車の多くには食堂車が連結されています。車体にはナイフとフォークの図柄が示されています。
この時の旅では食堂車を利用する機会がありませんでしたが、いつかヨーロッパの風景を見ながら食事をとってみたいと思いました。
〔 MÁV 61 55 19-91 300 Avmz : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
食堂車の次には1等車です。
窓の上には、黄色い帯がありました。
そして最後尾の2両は…
〔 ÖBB 51 81 98-70 009 DDm : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
〔 ÖBB 51 81 98-70 007 DDm : IC533 Wien Südbahnhof 2008.11.18 〕
日本では見なくなってしまった車運車です。客車列車に併結され、乗客の自動車を載せています。
赤い色が日本国鉄のク5000形を彷彿とさせます。