HAPPY MANIA

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あじわう、せいかつ。

不完全なふたり

2007-08-01 22:43:45 | ☆MOVIE☆



「不完全なふたり」を見に行ってきました。


「M/OTHER」の諏訪敦彦監督の4年ぶりの長編作品。
全編フランス語で撮られた映画です。


   別れを決めるとき
   人は初めて愛することを知る


という、コピーの通り。
離婚することを決めた一組の夫婦が
お互いを見つめ直しもう一度共に歩き始める物語。



わたしがこの映画を見終わってもしっくりこないのは、
旦那さんの気持ちが全く見えてこないこと。

一度は別れることを決意しながら
(しかもそれは旦那さんから言い出したこと)
やっぱり二人で共に生きようと考え直すまで。
その気持ちの変化がまったく見えてきませんでした。

わたしは、そこがいちばん知りたかったんだけどな。


別れることも
別れることをやめることも。

どちらもそれ相当の決意がいることでしょう。
簡単なことでは絶対にないはずです。


最近特に思うのだけど、夫婦っていう関係は
お互いが「この関係を深めていこう」と思わなければ
続かないものだと思うんだ。

仲がいいときもあれば、喧嘩することもあるだろうし。
しあわせなときもあれば、辛いときだってあると思う。
その度二人で話し合って乗り越えていくことができれば、
きっと“関係”って深く強くなっていくように思います。

それは、夫婦に限ったことではなく、
友達でも仕事上のパートナーでもあらゆる関係において
そう言えるのかもしれません。


そのあたりの意志の疎通がわたしには読みとることができず、
ちょっぴり残念に思います。



でも、こういう「フランスっぽい」トーンの映画は、
とても好きです。
また違った時期に見ると
今回見落としていた何かに気付くのかもしれないな。

それもまた、映画をみるたのしみのひとつですよね♪





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