わいんのある12ヶ月 自家製酵母パン種でセーグル・オ・フィグ

「わいんのある12ヶ月」の5月のレッスンは、
セーグル・オ・フィグ。

ライ麦パン好きのわたしとしては、
特に楽しみにしていたレッスンです。





ライ麦と小麦との違いは、
グルテンがあるか、ないか。

ライ麦はグルテンをもたないがゆえ、
小麦とは扱い方が違います。

コルドンブルーでもセーグルのパンはたくさん焼いたけれど、
「家庭で作る」ことを前提とした説明だと
すごく“腑に落ちる”ことが多いのです。





白ワインで煮た、
いちじくとオレンジピール入り。

ルセットが、素敵。

うまく伝えることが難しいけれど、
とてもすっきりとしていて、
それでいて“おいしそう”が想像できる、
そんな素敵なルセットです。

これは、絶対また作りたいパンだな。

さて。
お待ちかねの、ランチタイムです。





スナップえんどうとココナツミルクのスープ

ココナツミルクよりブイヨンが多いので、
さらっといただけるさわやかなスープです。

ずっとためらっていたけど、
フレッシュなこぶみかんの葉をネットで買う、
決心がつきました。笑





この日のワインは、
シャトー・ド・バランシェール・クレーレ2012

ボルドーの丘の上にあるシャトーで、
安定した品質が評価され、
シンガポールのラッフルズなど
アジア各国の一流ホテルでも扱われているワインだそう。

ランチにロゼって、気分が上がりますね。笑





牛薄切り肉のベトナム風さっと煮
クレソンとトマトのサラダ
パクチーごはん、をワンプレートに。

エスニックって、食欲をそそりますよねー。

タイ米の炊き方も教わりました。
炊いてみなくちゃ。





ラム酒と柑橘のタピオカデザート。

ラム酒ゼリーはあえて固めに仕上げて、
くずして、混ぜて、食べるデザート。

生クリームではなくヨーグルト、
さらにグレープフルーツの酸味も加わって、
すっきり、さっぱり。





レッスンで捏ねた生地を、自宅で焼きました。

レッスンの後、美容院に行ったりしていて、
家に着いたのが、夜8時。

生地の状態を見て、びっくり。
超、過発酵ですからー。笑





リカバリーして、焼けました。

特に酸味がでることもなく、
とてもおいしく焼けました。
決して、強がりではなく。笑

この“スポットが広め”というか、
この工程とこの工程の“境目”の幅にゆとりがあるのが、
天然酵母のパンのいいところ。


天然酵母のパンって、ほんとうにおもしろい。
難しいのも、魅力のうち。

次回のレッスンは、ふたたびセーグルのパンで、
しかもサワー種を使うらしい。

今からとても、楽しみです。