ON AIR 125号にはトップに「特集 大学院博士後期課程 はじめての修了生を迎えて」という記事が。
博士後期課程修了者は3名。3年間という短い期間で、いずれもすばらしい成果物を完成させ、博士の学位を授与されました。凄いことだと思います。こういうのを見てしまうと、やはり学士レベルで、しかも卒業するために半年毎に、わずか数単位を履修するだけでいいのか?と思い込んでしまいます。そのわずか数単位ですら、なんやかんやと理由をつけて「履修困難」な~んて言い放ってしまっているわけで・・・
「お前の生涯学習はその程度か!」と思う反面、「生涯学習に優劣はない。その学ぼうという姿勢が美しいのだ!」と反論してみたり、「だが、己の市場価値を高めないような学びは世界標準では評価されない!」と感じつつも、「ここは日本なのだから、日本型生涯学習でいいんじゃないの?」と思えてしまったり・・・
やはり、すぐそばに博士の方の記事があると、ついつい、修士ぐらいで張り合いたいという自我も生まれてしまうわけで、今回の「ON AIR」は百害あって一利なし。いや一利ぐらいはあるかもしれませんが、子ども達の学費を優先している私には「目の毒」であり、その結果、自身が「気の毒」に思えて仕方ないわけで。
まあ、他人の成功を目の当たりにして動揺していることこそが、まだまだ解脱できていない証拠であり、己の決意の弱さを露呈しております。今一度、「私は何のために学んでいるのか?」「私は学んで何をしたいのか?」を自問自答しつつ、これからの生涯学習を固めていきたいと思います。