モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
爽やかな10月の週末となった今日、しゅんけいツインズは多摩川で終日「カヌー体験教室」に参加しました。
何と、自治体の補助が出るので無料で参加できるという素晴らしい企画です。
これからもどんどんやってほしいですねー。
朝9時に、多摩川の河原に小学生が集結しました。
カヌー初体験のしゅんけい、ワクワクしつつ赤いライフジャケットを着て、焚き火の横で救助の講習などを受け、自分たちでポンプを押して二人乗りのカヌーをふくらませます(木でできたカヌーではなく、ゴム製?の空気で膨らませるカヌーなのです)。
簡単にパドルの操作を練習したら、もういきなり実習です。
流れの緩いところなので、一見するとまるで湖の上のようです。
トップ画像は、後ろがしゅんしゅん。
下の画像は、後ろがけいけいです。
しゅんけいがペアを組むことはありませんでした。
ずっと同じ人とペアを組んでいましたが、何回も乗ったので、前後を適当に交代していました。
みんな初体験なので、最初は呼吸が合わず、くるくる同じところで回ってしまったり、「集合~」と呼ばれても、全然違うほうに行ってしまったり。
それでもあっという間にコツを覚えて、それなりに操るようになるのは子供の柔軟さでしょうか。
しゅんけいも、どの子もすぐにカヌーのとりこ。
しゅんしゅんが満面の笑みで回想して言いました。
「カヌーは、自分で漕いだら漕いだだけ進むから面白いんだよ!」
ああ、そうだよねぇ。
おかーさんはカヌーに乗ったことはないけれども、
自転車に乗れるようになった時のことを思い出したよ。
ペダルを踏んだら、踏んだだけぐんぐん進めるんだよね。
走るより速く。どこまでも遠く。
あれは愉快だった。急に世界が広がった気がした。
しゅんけいは小学校に上がってから、中学校のグランドでおとーさんと練習して、
おかーさんよりもだいぶ早い年で、さっさと補助輪なしで自転車に乗れるようになって
とても得意そうだった。
今ではどこへでも自転車で吹っ飛んでいくよね。
カヌーを漕げるようになって、
しゅんけいは今日、水の上だってどこまでも
自分の行きたいところに、自分の力で
漕いだら漕いだだけ、行けるようになったんだよ。
おかーさんには行けないところに、しゅんけいが先に行けるようになったんだ。
もっと遠くへ行きたくなったら
たくさん食べて、大きくなって力をつけて
どんな川だって漕いでいけるようになればいいんだよ。
自分の力が自分を守ってくれる。
どこへだって、行きたいところに行かせてくれる。
それはとても愉快だろう。
どんどん、いろんなところへ行ってみたらいい。
しゅんけいがそうしてくれると、おかーさんも嬉しいな。
でも、もう寂しい気持ちがするのは、なんでかな。