LUNACY

cygnus' blog

外山啓介 デビュー・ピアノリサイタル

2007-03-03 22:58:32 | ピアノとクラシック

@サントリーホール

セットリスト(ショピニストだから、オール・ショパン・プログラム(笑))

1.ワルツ第1番『華麗なる大円舞曲』Es-Dur op.18
2.バラード第1番g-moll op.23
3.ポロネーズ第6番As-Dur『英雄』op.53
4.ポロネーズ第7番As-Dur『幻想ポロネーズ』op.61
5.夜想曲第17番H-Dur op.61-1
6.夜想曲第18番E-Dur op.61-2
7.ピアノ・ソナタ第3番h-moll op.58
encore1.マズルカ第13番a-moll op.17-4
encore2.小犬のワルツ

トータルでは、「さすがの彼も緊張しちゃったのかなぁ」ってのがボクの本音。 
相変わらず、爽やかですがすがしい演奏で、ソレはかなり買い☆

1曲目の『華麗なる大円舞曲』。
ココでやっぱりもう緊張していたというか、この曲だけでほぐれなかったのかな。
タダでさえ、「それじゃすべてスタッカートだ。叩くな!!」と評論家に嫌われそう(でも、ボクは大好き(爆))なのに、さすがにちょっとなめらかさ・たおやかさがちょっと不足気味だったような....。
2曲目のバラード1番。
この曲、彼の生演奏で聴くのは5回目なの(爆)。
そのせいもあってか、気づいちゃうんだよね。「あれ?つまづいた?」みたいな(笑)。
3曲目『英雄ポロネーズ』。
コレも途中から速くなっちゃってたよね(笑)。あれは、ノって速くなったんじゃなくて、緊張して焦って速くなったんじゃないかなぁ(笑)。
んで、4曲目の『幻想ポロネーズ』。
本人もきっと「落ち着いて」って思っていたんだろうね。かなり無難に弾くことを意識しているのかも知れないようにきこえました。
 
んで、幕間はさんで、二幕。
やっと、2曲のノクターンで少しずつ調子取り戻してきたかなぁというか落ち着いてきた感じ(笑)。
でも、ガンガンバリバリに激しまま続いていく曲じゃないわけでw。
つまり、彼のハジけるような、いい意味でのカッコイイ演奏を発揮するための曲の路線では、必ずしもないかなぁ(笑)。
ラストのピアノソナタ第3番も、CDに収録されている一曲。
やっと、体の動きもなめらかになってきてました(笑)。
 
今日の演奏も悪くないんだけれど、24日の鎌倉では、もっと落ち着いて弾いてくれることを期待♪
つか、なんか、完璧、弟を見守る兄の気分だ(笑)。
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