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LUNACY

cygnus' blog

2014第83回日本音楽コンクール本選会・ピアノ部門

2014-10-26 22:14:55 | ピアノとクラシック
東京オペラシティコンサートホール

共演:円光寺雅彦指揮 東京フィルハーモニー管弦楽団

コンテスタントは、演奏順に
五十嵐薫子(KAORUKO)さん、石田啓明くん、桑原志織さん、西原瑠一(RUI)くん
曲は、五十嵐さんが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番で、ほかの3人がチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
みんな若いw。僕が大学生の頃に生まれた子らだわ(笑)。

以下、あくまで個人的な感想。記憶違い・勘違い御容赦下さい。

・五十嵐さん
 緊張していたのかもなのだけれど、とにかく音が鳴っていない印象。どこかしらものたりない感じ。

・石田くん
 男の子らしい心もちダイナミックな演奏だったかな?装飾音を大きめに鳴らしていた気がする。
 とにかく堅実な演奏だったような気がする。

・桑原さん
 滑らかな音色で観客を惹き込んだ感じ。4人の中では、一番、音に華がありました。
 オーケストラを引っ張る感じすらあったかな。演奏会的な意味での余裕があった感じ。

・西原くん
 男の子の演奏なのに、超可愛らしい弾き方をするコでした。高音域でとくにそれが顕著だったかな。
 そして、ダンパーペダル踏み込んでも和音を濁らせないテクニックは、4人の中ではトップだったと思う。

結果は、
1位~4位の順に、石田くん、桑原さん、西原くん、五十嵐さんでした。
岩谷賞(聴衆賞)は桑原さん。僕も、桑原さんに一票入れました。


ついでに書いておくと、東京フィルってもっとヒドい演奏するかと思ってました。失礼しました。

あと、聴衆も業界人多くて、同門の門下生同士で群れている集団って、あれ苦手です(汗)。


それから、放映が以下の通り。
[本選]ラジオ(NHK-FM):11/11(Tue) 19:30-21:00
[本選]テレビ(NHK BSプレミアム):112/9(Tue) 6:00-6:55
[ドキュメンタリー](NHK Eテレ「若き音楽家たちの挑戦 第83回日本音楽コンクール ドキュメント」):12/6(Sat) 16:00-17:00

“チャイコフスキーの真髄 ロシアの魂”飯森範親×東京交響楽団 高橋優介(ピアノ)

2014-09-30 22:23:22 | ピアノとクラシック

練馬文化センター大ホール

1. チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」作品24より《ポロネーズ》
2. チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23
(encore) カプースチン 8つの演奏会用エチュード第7番間奏曲
3. チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調《悲愴》作品74

練馬文化センターに行くのは18年ぶり(汗)。
気が付けば、飯森さんの指揮する演奏会は初めてだな。
ただ、メアテは、ピアノ男子チェックで、高橋優介クン(笑)。

会場に入っておや?と思ったのが、普段見慣れているパターンと違って、舞台下手にチェロさんコントラバスさんが配置されていて、ストリングスさんの高音から低音への並びが逆らな~と。まぁ、どうでもいい。

「エフゲニー・オネーギン」ポロネーズ。
何度も聞いたことあるけれど、ロシアらしい、チャイコさんらしい、佳い曲ですね。

それで、先に、《悲愴》の感想を書いておくと、まず、最後の余韻がすごかったですね。飯森さん、動かないw。
ほかに、第3楽章の終盤の盛り上がりも迫力ありました。であるがゆえに、第4楽章の悲愴の感覚を深くするのでしょう。

飯森さんの指揮は初めて見たのですが、肘から手先をしなやかに使ってらっしゃる印象。
オーケストラさん、今日は、金管の音が硬かったかな~、と。もっと、やさしくていいかな~、と。

それで、第10回東京音楽コンクールでピアノ部門第1位&聴衆賞という経歴の高橋優介クン。
初めて聴きました。第一印象は、細っ!(笑)
チャイコさんのピアノ協奏曲第1番。
イントロというか第1楽章の主題提示部は、まずまず上手く入ったなぁと。
鍵盤を叩くのではなく、じっくり押し込む感じの演奏という印象。ダンパーペダルも、踏み込みすぎず。
ただ、中盤の展開部のソロが、あれれ?という感じに。ちょっと、その後も引きずったかな?気のせいか。
あとは、ちょっとスタミナなかったのか、第3楽章は、初めからもっと力強く行っていいと思うんだけれど、ちょっと大人しかったかな。
全体としても、ミスがあったものの、粗さよりも繊細さの方が出ていた感じでそのアタリは好感。
また、手がピョンと跳ねるんだね(笑)。

カーテンコール(に限らないんだが)、お辞儀が深いし、カラダ揺らいでいるし、超初々しくて、あどけなさも残っていて、萌えるw。
あと、ハンカチ忘れて手で汗を拭っていたのも印象的(笑)。

弱冠二十歳(HATACHI)。1994年生まれって...オイラが大学入学した年生まれか(汗)。
今日はイッパイイッパイだったかもだけれど、まだまだこれから場数を踏めば拙さもクリアできていくだろうし、留学も大きな国際コンクールもドンドンチャレンジしていけるから、今後も期待しよう。

外山啓介ピアノ・リサイタル "plays FAVORITE PIANO SONATAS"

2014-09-06 22:58:54 | ピアノとクラシック
サントリーホール

プログラムは以下の通り

1.モーツァルト: ロンド a-moll K.511
2.モーツァルト: ピアノ・ソナタ 第11番 A-Dur K.331 「トルコ行進曲付き」
3.ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番 c-moll op.13 「悲愴」
4.リスト: 愛の夢 第3番
5.リスト: ピアノ・ソナタ h-moll
encore1.リスト: コンソレーション(慰め) 第3番 Des-Dur
encore2.ドビュッシー: 亜麻色の髪の乙女

総観としては、だいぶ落ち着いて繊細な演奏するようになったなぁ、という印象。
あと、(使っていたのを見たことがなかっただけなんだが(笑))初めてソステヌート・ペダル使っているのを見たわ。

★モーツァルト
ロンドは、ちょっと無難すぎたかな?最初の曲としてはインパクトがちょっと薄かったかも。
ピアノ・ソナタ第11番の方は、当時のチェンバロ的なというかクラヴィーアへの過渡期の音を意識したのかな(うがち過ぎ?)?
細やかな音の感じもするけれど、丁寧に弾いていた気がします。
第3楽章の所謂トルコ行進曲は、繊細な感じの演奏。中村紘子センセの方がずっと威風堂々男らしい演奏w。
でも、ボクは外山クンの中村センセより女の子っぽい(ただし決して湿っぽくはない)演奏の方が好きだよ。
ただ、ダンパー・ペダルは、もうちょっと踏み込んでも大丈夫だった気もするが、まぁそこは好みか。
あと、外山クンの演奏するヴォロドス編曲版も聴いてみたいな。

★ベートーヴェン
『悲愴』の第1楽章は、なんか急ぎすぎな感。いや、アレグロなんだけれどさ(笑)。
第2楽章も、もっと溜めを作りながら、もっと音を伸ばすところあってもいい気もしたのだけれどね。
全体として、もうちょっと滑らかさが欲しかった感じはするけれど、前に聴いたときよりはよかったかな。

んで、幕間に珈琲を飲んで、後半に入ろうとしたら、
2階席に皇后陛下・美智子さまが登場!
観客のコチラも緊張してしまいました。
以前に軽井沢で聴いてらっしゃるから、あれから2年ぶりかな?陛下のご公務の忙しさを考えると、よほどお気に召されたのかと。
また、皇后陛下もピアノ演奏の腕前はセミプロで皇室外交の場で演奏を何度もなさっているわけで。
コチラまでうれしくなってしまうのでありました。

★リスト
修論テーマにに取り上げたくらいだから、外山クンは、やはり、リストに思い入れがあるんだろうなぁ。
「愛の夢」は、自家薬籠中のものなのだろうけれど、皇后陛下の登場で緊張したのか、ちょっとつまづいた箇所があったかな?(笑)
ピアノ・ソナタは、ボクはそこまで興味ないんだけれど、ただ、外山クンが何故好きなのかは何となく分かる気がする。
全体として表現の緩急というか強弱の振幅が大きいし、フレーズを取り出しても展開していくところとかのテンションとか、
そういうの(ちょっと粗かったかもだけれど)伝わってきました。

☆アンコール
今日は、コチラ側が、何故か集中力切れしちゃったかも((恥))。
先のモーツァルトじゃないけれど、繊細に弾いていたかなと。


とりあえず、こんなところで。

西本智実×外山啓介 組曲『宿命』~映画「砂の器」公開40周年記念~

2014-03-30 18:52:20 | ピアノとクラシック
日本フィルハーモニー交響楽団
東京芸術劇場コンサートホール

ハイ、再び西本智実×外山啓介くんです。

ラフマニノフ:ヴォカリーズ(リチャードソン編曲)
ラフマニノフ:前奏曲作品23-4
ラフマニノフ:前奏曲作品3-2「鐘」
芥川也寸志:弦楽のための三楽章
菅野光亮:ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」

仲間では、外山クンが前座とか言われちゃっていたけれど(笑)、まぁ、ヒョッコリ出てきてお辞儀してってのを、見てしまうとそう思えちゃうトコロあったね(笑)。ゴメン。
でも、卒なくこなしているというか丁寧に弾きこなしていた方じゃないかな?
いつもズッコケないか心配していたけれど、今日は問題なし。
「鐘」は、結構よかったっす。

あと、芥川さんの曲は、ロシアっぽいですね。さすが、旧ソ連に渡られていたことのあるお方の曲かと。

宿命は、初めてかと思ったら、一つ二つのフレーズ(というかモチーフか)なら聴いたことある曲でした。
あんまり、ピアノが強烈に目立つところもない曲なのかな?
ピアノの反射板?音響板?を外していたので、音が上の方に逃げて行っている感じで、せっかくの佳い席だったのにちょっと悲しかったかな(笑)。

あと、日フィルって、ヴァイオリンに童顔でカワユイ男の子がいるね(笑)。←どうでもいいw。

外山啓介 ピアノリサイタル @HAKUJU HALL

2014-02-03 00:29:34 | ピアノとクラシック
毎年恒例になりましたHAKUJU公演
今年も行って参りました。

ショパン
 3つのマズルカ 第36、37,38番 op.59
 舟歌op.60
 幻想ポロネーズop.61
 2つのノクターンop.62
シューマン
 幻想曲op.17
<アンコール>ショパン ワルツ第7番 op64-2

打鍵ミスは、ほとんどなかった(気がつかなかった)よね。
それと、関わることなんだけれど、かなり、丁寧に弾いている感じを受けました。
ただ、弾くことに一生懸命になっていて、もうちょっと余裕があれば曲に色づけしていけたのだろうなぁって思いました。あくまで個人的感想。
シューマン終わった後に、「フゥッ」って、ものすっごい息していましたw。会場全体に伝わちゃったくらい。
 

外山啓介×日本フィル 指揮:西本智実 チャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番

2013-11-13 23:44:04 | ピアノとクラシック
北とぴあ さくらホール

プログラム表紙に外山クンの名前がない。。。。。

....ですが、今回はかなり佳かったです!

まず、出だしは落ち着いていたよね。ソロがややゆっくりめ(彼にしてはw)に感じました。・・
んで、本人もカラダ揺らしたりしてたし。
「自分の演奏」に引き込んでいる感じがしました。とくにワルツの拍子の一拍目を重い目にとるところとか。
第1楽章展開部でオ・シ・リの位置を直すとか(笑)、とりあえず、体が覚えているせいもあるのだろうけれど、余裕が少し感じられた。
昔と較べて、トリルが丁寧になった印象。トリルのときは手許をずっと見ているね(笑)。
調子乗ってくると早くなってしまうのかな?マイミクさんが気になったらしい(僕は気にならなかったし、それはそれでいいと思っている←きっと本人のテンションも高かったのだろうと善意の解釈)。
まぁ、サスティンペダル踏み込み続けて音が濁っても、ミュートペダルで切らないけれど、もうそれは彼の味ってことで(爆)。
んで、終わった後も、外山クン、スッキリした表情していたし。今回は、ボクの中では、彼の今までのチャイコの1番の演奏では評価高いというか満足度高いです。


コンサートとしては後半にリムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」。
通して聴いたのは初めてでした。こんな感じなんだ~と。
コンサートマスターさんのソロが、やはりうまかった!

アンコールは、チャイコフスキー「白鳥の湖」からマズルカでした。


とりいそぎ、コンナところで。

外山啓介ピアノ・リサイタル2013

2013-11-03 22:57:08 | ピアノとクラシック
沼津市民文化センター小ホール
行ってきてしまいました(笑)。
お客さんは、後ろの方がだいぶ空いちゃったけれど、まぁトータルで6割前後の入りだったのでは?
地方公演はこんなものでしょう。

とにもかくにも、僕の頭の中で前回のサントリーの印象が薄いんだ(汗)。
だから、意外とどの曲もサントリーよりよくきこえてしまうんだわ(笑)。
サントリーはピアノソロの公演としては、会場が大きすぎるのかも。
このくらいのサイズの方が響きもいいんじゃないだろうか。。。

最近休んでなくて今日も朝早かったせいで(イイワケ)、前半、何カ所か寝落ちしちゃったことをカミングアウトしておく~(笑)。

シャコンヌは、サントリーよりそれっぽくなってたよ(うな気がする)。
献呈とかアヴェ・マリアもサントリーより滑らかさや流れが出ていたよ(うな気がする)。
亡き王女のためのパヴァーヌが、サントリー公演と較べて、前半では一番変化(進化)を感じたよ(うな気がする)。
ラ・ヴァルスもサントリーよりはワルツの踊りのイメージがこっちにも伝わってきたよ(うな気がする)。
 このラ・ヴァルスって序奏部+7つのワルツ+エピローグって構成だったんだ。意識していなかった。ゴメン。

ショパンの3つのワルツも安心して聴いていられた。でも、リピート省略した?僕の記憶違い(楽譜の方)かも(汗)。
 というか省略してくれて全然かまわないんだが(笑)。
英雄ポロネーズ。昔と弾き方、変わったなぁって感じがするのよ、この曲は。叩かなくなったし、強弱や緩急付けるようになったしね。
葬送。サントリーより細やかな曲の表情が聴き取れた(と思い込んでいる)。
特に第三楽章に入る前のものすごい間の取り方というか静寂がすごかったよね。

とりあえず、コンナところかな?

外山クン、風邪を引いた模様。
鼻水と咳が止らないけれど体調は大丈夫とか言っていたけれど。。。。13日のコンチェルトまでには、ナントカしておいてほしい(笑)。

外山啓介 ピアノ・リサイタル2013

2013-09-29 22:23:31 | ピアノとクラシック
サントリーホール

J.S.バッハ: シャコンヌ ニ短調(ブゾーニ編曲)
シューベルト: 献呈 (リスト編曲)
シューベルト: アヴェ・マリア(リスト編曲)
ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル: ラ・ヴァルス
ショパン: 3つのワルツ op.64 第6番「子犬のワルツ」、第7番、第8番
ショパン: 英雄ポロネーズ
ショパン: ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35「葬送」

アンコール
ブラームス:間奏曲 作品117-1
ムソルグスキー:『展覧会の絵』から「キエフの大門」


府中でのコンチェルト聴きに行って以来の外山くんです☆

総評としては、もっと抑揚というか表情が欲しかったかな?
自信なさげな感じがしたのがちょっと気掛かり。
叩かなかったのはいいのだけれど、打鍵ミスも昔ほどではないけど、少し気になったし。
ヴァルスは、リズム感でこっちを引き込んで欲しいのだけれど、ちょっともの足りない感じ。
アヴェ・マリアも、弾けてるからもっと感情が欲しかったかな。。。。
葬送を破綻なく弾き切るのでイッパイだったかな?
きっと、調子悪かったんだろう。


アンコールの展覧会の絵のキエフの大門。
外山くん好きなのかもねぇ。僕も、職場のCDプレーヤでよく聴いていますw。

とりあえず、まだ応援していくから頑張ってくれぇ~日記でした。
再来月のチャイコフスキーはバッチリ決めてくれることを願いつつ。

外山啓介『展覧会の絵』

2013-08-05 23:15:08 | ピアノとクラシック
外山クンの新譜アルバムが発売になって、やっとちゃんと聴くことができました。

遅くなった理由は、出張と、

【悲報】音質のよいCDプレーヤーの調子がわるくなる【音飛び】

ってなわけで(汗)

さて。

ムソルグスキー『展覧会の絵』

メチャクチャにキレイ。クリスタル系な音!
そうよね、むかし、自分がこの子にハマったのもこういう音だったかしら(笑)、と。
というか、ちょっと人離れした音みたい(笑)。
ツアーでもプログラムされていたから、余裕あったかな?(聴く方もw)
まぁ、特に最初のプロムナードの速弾きには、とまどうけれどね(笑)。

このアルバムには、後半にブラームスが録音されています。

★3つの間奏曲(op.117)Es-Dur/b-moll/cis-moll
昔の演奏と較べたら、盛り上がりの持って行き方が巧くなった気がする~。
バランスの取り方といえばいいかな?

★6つの小品集(op.118)より間奏曲A-Dur
これも、落ち着いてまとめて、アルバムの最後をしめた感じ。
素直な弾き方な方なのでは?


とりあえず、こんなところで。

西本智実[指揮]×外山啓介[ピアノ]×日本フィル

2013-06-30 23:08:55 | ピアノとクラシック
@府中の森芸術劇場どりーむホール

曲目は、

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 d-moll op.30
ブラームス 交響曲第1番 c-moll op.68
<アンコール>シューマン トロイメライ

でした。

外山クンも西本サンも、以前にそれぞれへのオッカケでこのホールに来たこともあって懐かしく。
二人ともビッグになったなぁと。
外山クンなんて、昔聴いたときは、向かいの小さい方のホール公演だったもんなぁ。。。(しみじみ)。
さらに、この二人が共演するとは思わなかったです。

ラフマニノフの3番。
ものすごく音が詰まっている曲ですね。
外山クン、そうとう練習を積んできているな、と。
前半打鍵ミスとかあった感じだけれど(笑)、丁寧な感じ。
オケとズレるとかあったけれど、コレもライブ感のウチでしょう。
人から聞くところによると昨日のサントリーホール公演の方が良かったみたいだけれど、僕は満足しました。
危なっかしさがなかったのが、一番、ホッとしたってことで(笑)。

ブラームスの1番。
コレは恥ずかしながら初めて聴く曲。
流れるようでキレイでした。
というか、ドイツのロマン派って、こんな感じだったよな~って感じ(笑)。

とにかく、アンコールまで通して、清く正しく美しく(笑)な感じでした。まる。

新国立劇場オペラ『アイーダ』

2013-03-24 20:36:57 | ピアノとクラシック
ハイ。行って参りました~☆

フランコ・ゼフィレッリ演出。

キャスティング。
歌が悪いわけじゃないんだけれど、歌手の体型が。。。。。
あんな、超おデブさん(ついでにおチビさん)のアイーダはありえん。。。。。アムネリスもおデブさん。
主役の王女(たち)がそれでいいんかい?アイーダを森麻季に換えてくれ~と思ったのはナイショ(笑)。
ラダメス将軍はちょっと華がないし、エジプト王は逆に貫禄なくてあれでファラオと言われても。。。。
と、ビジュアルに難あり。
歌は、まず問題なかったんだけれどねぇ。

オーケストラ。
東京交響楽団ということで、不安だったのだけれど、今までで自分が聴いた東響の演奏の中で一番佳かったです(笑)。

そして、ゼフィレッリの演出・美術。
素晴らしい。さすが、ヴィスコンティの薫陶を受けてきた人間だけあります。

ただねぇ。
肝心要の第2幕第2場。凱旋行進曲。テンポ速くない?(笑)
もうちょっと、ゆっくりたっぷり聴かせてくれてもよかったかなぁ。もっと、裏拍を感じたかった。
でも、演出で、十分に、この時点で、おなかいっぱい(笑)。
というか、第2幕第2場で観客に満足を与えられなかったなら、アイーダの演出は失敗なんだよね、きっと(笑)。

とりあえず、充実した休日の午後でしたっ。

<以下、蛇足>
1.中学の合唱曲、凱旋行進曲のアレンジの『勝利の行進』。
 歌詞が ♪薔薇~の花を~ ってなっているけれど、あそこ、薔薇じゃなくて月桂冠のはずなんだよね。。。
2.ディズニー・劇団四季ミュージカル版「アイーダ」
 ヌビアの民衆シーンは、結構、ミュージカル版の脚色を押し出している点なんだよね。
3.宝塚版「王家に捧ぐ歌」
 トウコさんのキメどころの「アイーダの信念」はかなりヅカ版の演出が出ていたトコロですよね。
んで、四季版にせよ宝塚版にせよ、ラダメス将軍の凱旋シーンは、本家のオペラと較べるとかなりアッサリしているんですよね。

外山啓介ピアノリサイタル

2013-02-03 23:35:53 | ピアノとクラシック
@HAKUJUホール

えぇと、各曲、もうちょっとメリハリが欲しかったかな?という気も。

ただ、それ以前に、リサイタル直前に親からのお説教メールで超キレそうになっていたので、ちゃんと気を落ち着けて聴くどころではなく。。。。
非常に悪いことしちゃったな、と。
逆に言うと、気分転換になりました☆(笑)

外山啓介ピアノ・リサイタル

2012-11-10 18:24:32 | ピアノとクラシック
千葉市若葉文化ホール

「展覧会の絵」の関東圏ラスト公演へ行ってきました☆

前半のショパンとリスト、とくにショパンの幻想即興曲が早弾きだったかな?
彼の演奏の全般的に言える傾向ではあるのだけれど(笑)。

展覧会の絵も、やっぱりとにかくキレイで、東方正教会の国でなく西方カトリック教会の人々の演奏みたい(うまい表現できなくてスマソ。
ただ、メゾピアノとメゾフォルテがない感じ。全部フォルテ以上みたいな(笑)。キメ箇所の全部が全部スフォルツァンドじゃないべさ、みたいな(笑)。

でも、外山くんの演奏を聴いていると、キラキラ華やかなのがオレは好きなんだなぁって、思うわぁ(笑)。

第31回横浜市招待国際ピアノ演奏会

2012-11-03 21:12:44 | ピアノとクラシック
於:みなとみらい小ホール
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2012/11/31-1.php

第1部、第2部を通しで聴きました。
ちゃんと起きていられました(笑)。

§第1部§
★佐野隆哉くん
前に一度、伴奏者としては聴いていて、ソロやるってことで聴きに行ってきました。
細やかな演奏するなぁって印象。でも、ラストは、ダイナミックな躍動感出していたかな。
★アレクサンダー・ルビャンツェフくん
ロシアでもサンクト・ペテルブルグゆかりの演奏家・オケは、チャイコフスキーへの愛が半端なく、自家薬籠中のものにしていることを感じることが多いのだけれど、この子もそのパターンかな?しかも、どうしてこうロシアの若い子は笑顔を振り撒くのがうまいんだ(爆)。
自作曲も含めるなど、意欲的な感じ。


§第2部§
★山本貴志くん
ショパンコンクール第4位。
初めて聴きにいきました。クリクリっとして、カワユスw。
んでも、この子、やはりスゴいわ。すぐに演奏に引き込まれました。磁力ある。
表情や体の動きがすごく豊かで、これほど指以外の表現力あるピアニストって、そういないよね。
オール・ショパンだったけれど、これほど飽きなかったショパンプログラムは初めて。
舟歌のイントロの左手のドンっってあとの右手の入りかたの絶妙なこと。
英雄もだんだんと重層的に展開していくうまさがありました。さらに、こんなに音がたくさん鳴る色のある曲だと今まで気づかなかったっす。
とりあえず、(今日も客席埋まってなかったから)ショービジネス的に成功するかは、わからないけれど、この子の才能を潰させちゃダメ。というか、日本のクラシック音楽業界は食わせてやれ続けないとマズイ。
この子なら、他人にプッシュできるわ(笑)。
とりあえず、今日のオイラはこの子で耳が幸せ~状態になりました。
★ニコライ・サラトフスキーくん。
ゴメン。
山本くんで感動してしまって、印象が薄れちゃった(汗)。
和音がしっかりしていてキレイでした。
サンクト・ペテルブルグの子じゃなくモスクワの子。

とりあえず、こんな感じ。