BIKEBIND自転車日記ブログ2

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TITICIエナジーバイク リーフスプリング構造を取り入れたNEWバイク

2014-11-16 18:58:00 | 自転車
おー、これまた自由な発想なロードバイクです。ちょっと見ただけだとリヤ三角をコンパクトにした普通のディスクロードですが、トップチューブ&ステー集合部にTITICIの核心的技術が込められています。























フレキシーロード

















フレキシー



ワン





エクスピシオン











ビッグワン













フューゴ フル29



チューブではなく、板(笑)

http://www.titici.com/flexy.html

トップチューブはほぼ板状でリーフスプリング的役割を担っていそうです。最近はトップチューブをここまでいかなくても扁平形状にする作りが多いです。TITICIはそこをさらに一歩進めたアイディアという事ですね。

ステー集合部もトップチューブとの交点をオフセットさせているだけでなく、シートチューブに鋭角に接合させていることで、一般的な鈍角接合とは明らかに異なった効果を狙っています。

しかもリヤホイールはスルーアクスル固定です。フロントはクイックなのに! ここは動くリヤ三角が破綻しないようにという事かと。バイクに付けられた名称の通り、フレックス・しなりを狙ったバイクであるということは間違いないでしょう。この極端な形状はカーボンにしか出来ません。さらにTITICIはオートクレーブも持っているようなので、品質面でも期待できます。

コンフォートロードなんですけど、ちょっと今までとは毛色の違うバイクです。

他にもMTBがありますが、大体同じ感じです(笑)。29erリジッドモデルはかなり面白いかと。サスペンション無しに快適性を向上させるのは、アリでしょう。



2015 サーヴェロ・S5モデルチェンジ!

2014-11-16 16:33:00 | ロードバイク
結構前から公開されていた元祖エアロロード、サーヴェロ・新S5。見てはいたものの、あまり引っかかるモノがなかったのでスルーしていましたが、よくよく見るとなんだかとんでもない主張が込められているようです。

キーワードは『ハンドル』です。

















http://www.roadbikeaction.com/Features/content/313/8748/First-Ride-Cervelos-New-S5-Aero-Road-Bike.html
http://www.bikeradar.com/road/news/article/cervelo-s5-aero-road-bike-relaunched-for-2015-42254/

今回のS5にはこのハンドルが装備されて居ます。見ればわかりますが、明らかに特殊です。文章を読み解くと……、「サーヴェロはテストの結果、ハンドルバーはバイク全体のドラッグの30%をしめることが判明した。」とあります。

……マジですか?

そうなると、今までの色々なモノが崩れそうになったりならなかったり(苦笑)。まあ確かにDHポジション時はハンドルにライダーの体をすべて預けることで空力を向上させますし、ハンドル部分はバイク全体で前輪に続いて二番目に突き出ているところです。

個人的にはハンドルというより、ブラケット部分の空力を向上できないかと考えていました。しかしサーヴェロは上ハン部分をエアロ化することで空力を向上させてきました。なるほどねえ。

もちろんフレームも変更されています。基本的には1065グラムという重量はそのままに、剛性強化のようです。ステアリング周りは特に強化されたとか。BB周りも35%の剛性アップだそうです。

そして25Cタイヤが入るようにクリアランス調整をしたようです。これは大きいですね。S5が登場した当時は、まだワイドリムがここまで主流ではありませんでした。しかし今は空力を考えたホイールはすべてワイドリムになり、タイヤも25C近辺が主流になりつつあります。ホイールやタイヤの選択肢が減ることは面白くありませんし、剛性を高めたフレームには快適な太タイヤがマッチするでしょう。

つぶさに見れば納得する変更ばかりです。エアロロードの一つの完成形であるS5もまだまだ進化するとは……。おもしろいですなあ(笑)。