BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ウェルゴ(エクスペド)の鍵付きペダルと工場の様子

2014-11-17 21:57:00 | 自転車
ただ単に鍵が付いているだけでなく、ワンタッチで外す機構も付いています。はじめは自転車を立てかけたとき近くのワイヤか何かに引っかけるのかな? と思ったのですが、どうやら外してホイールなどに引っかける形式のようです。




鍵付き(!)のペダル




エラストマー内蔵ペダル















工場の様子
http://www.mtb-mag.com/made-in-taiwan-15-milioni-di-pedali-allanno-vengono-prodotti-qui-visita-a-wellgo/



アイディアに溢れていますねえ!

工場も面白いです。立っている御仁は社長さんでしょうか? ペダルのベースとなる材料も圧巻の量です(笑)。押し出し材なんでしょうか、引き抜き材なんでしょうか? ペダル軸ももちろん自社製です。

しかしまあ、ペダルメーカーというのはどこまでバリエーションを作れば気が済むのでしょうか(笑)。もちろんOEM用の提案品の側面もあるんでしょうけど。

ウェルゴやHTなどのアジア勢はフラットペダルジャンルは非常に強いですが、ビンディングペダルジャンルはまだメジャーとは言えません。ペダルというのは面白いもので、フレームや他のパーツが次々に手頃な製品に取って代わられているのに、ビンディングペダルは、ルック、シマノ、タイム、スピードプレイなどがほとんどを締めています。もちろん委託生産されているものもありますけど。

今後はどうなるんでしょうか?



2015 リッチー・ティンバーウルフ登場!

2014-11-17 00:46:00 | MTB
リッチー・ティンバーウルフ

おそらくリッチー初のトレイルバイクが登場です。















http://www.velozine.nl/2014/08/26/eurobike-2014-demo-day-fatbikes-e-bikes-en-vraagtekens/
http://www.mtbcult.it/tecnica/eurobike-ritchey-timberwolf-hardtail-in-acciaio-da-enduro/
http://cykl.cz/item/ritchey-timberwolf



対応フォークは150ミリ、ワンポイントファイブテーパーコラム対応。ホイールはもちろん27.5インチ。

フレームはトップラインをアーチシェイプっぽくなっています(トップチューブがストレートなのであくまでぽいです(笑)。プレクサスではチェーンステー側に弧を描いていましたが、こちらに切り替えた理由はなんでしょう? ダウンチューブもヘッドチューブとの角度を穏やかにすることでガセット無しでロングトラベル対応を成しています。

注目すべきはリヤエンドでしょう。135ミリという記述も見られたのですが……。でもスルーアクスル? の気配もあります。スコットのパテントを使用しているようなので、通常の135ミリクイックでないことだけは間違いないです。

リヤのディスク台座も凝っています。面白い形で応力を分散しています。

リッチーのMTBは、今までピュアXCバイクだけといって良いかもしれません(私の記憶では)。トム自身がロード上がりだったのに加えて、サポートしてきたライダー達もXCレーサーばかりでしたから。しかし遂にトレイルモデルを出してきました。ハンドルなどのパーツは随分前から出していましたが……。これは昨年出してきたスーパーファットの影響もあるのかもしれませんね。

もちろN従来のモデルでもトレイルや里山ライドは楽しめます。しかし最新のサスペンションを使った遊びとなると、こちらのティンバーラインのほうが魅力的かと。

個人的には、2015リジッドバイクで最注目のモデルに駆け上がってきましたよ!



アシマ・ワイヤ引き油圧ディスクブレーキ!

2014-11-17 00:12:00 | ディスクブレーキ
ワイヤ引き油圧ディスクは今まではテクトロくらいしか選択肢がありませんでしたが、アシマがこのジャンルに参入してきました!








http://singletrackworld.com/2014/09/interbike-2014-ashimas-new-cable-hydro-caliper/
http://www.bikerumor.com/2014/11/14/eb14-roundup-various-drivetrain-and-brakes-including-a-210g-titanium-chain/
http://www.bikerumor.com/2014/10/17/eb14-ashima-goes-both-ways-w-new-pcd-mech-to-hydraulic-disc-brake-caliper/

結局ステムの下にコンバーターを置く形式は、油圧モデルの急速な普及に駆逐されつつあります。面白かったですし、格好いいモデルもあったんですけどね。あれも過渡期の一つだったんでしょう。

組み付けてある写真と単体の写真ではロゴが異なっていますが、基本的に同じでしょう、きっと(笑)。

この形式は油圧ブレーキ特有のどんな取り回しでもタッチに変化がないというメリットこそないものの、現行のコンポを使用しながらディスクブレーキに移行できたり、自動送り出しシステムなどを保持しています。タッチも悪くなく、グラベルロードやディスクロード、はたまたVブレーキからのステップアップの心強い味方となってくれるでしょう。

ちょっと気になるのはフルードの容量です。昔存在したこの形式は、ディスクブレーキの黎明期ということを差し引いてもあまりにもはやくペーパーロックを起こしてしまいました。ローターやピストンの熱を処理しきれなかったのです。テクトロはかなり大きなリザーバータンクを備えて居るのでその点は安心できます(まあ、出てすぐにリコールが掛かってしまいましたが(苦笑)。実際いじってみたらタッチもワイヤ式と油圧式の中間くらいで悪くなかったです。

このアシマはどうでしょうか?